2008年 松竹梅的ベスト漫画30+α



毎年恒例(と言ってもまだ3回目ですが)の
年間ベスト漫画発表の特別企画です。

今年はベスト漫画30作品の発表に加え、
ベストアニメとベストノベルもおまけで選出しました。
ご覧いただけたら幸いです。

ちなみに、発表順は好きな順ではなく50音順です。
また今回は松竹梅的ベストキャラもピックアップしてみました!
それではどうぞ☆



【ベスト漫画編】



エンマ
『エンマ』
最初のエントリーは『エンマ』。
『月刊少年ライバル』で連載している作品です。
ライバル自体は購読も立ち読みもしていないんですが
この作品だけはネットのレビューで気に入って買っちゃったのです。

【松竹梅的ベストキャラ…エンマ】
表紙の娘ですね。
この娘は多数の人間に仇を成す人を粛清するために
遣わされた冥府からの使者です。
標的となる人の全身の骨を抜き取って殺す(肉も破らず、血も出ない)のですが
「その人を想っている人の数だけ骨が体に残る」という法則があり、
その、残った骨の数がいくつだったか…という部分で
人間ドラマが展開されるわけです。

もちろん、エンマちゃん自体も可愛くて好きです。
 
かおすキッチン 『かおすキッチン』 ジャンプSQで連載している変身魔法少女もの。 しかし主役は明らかに悪の組織ダークオリエントのような気がします。 ここらへんの構図は『天体戦士サンレッド』にも似ていますね。 【松竹梅的ベストキャラ…ビーフネス】 お気に入りのキャラは何と言ってもビーフネスさん! 服部先生もビーフネスさんの扱いをちゃんと心得ているのが分かりますし この人がいるといないでは作品全体の印象ががらりと変わってしまいます。 ビーフネスさんがいなかったら、『かおすキッチン』が このランキングに登場することもなかったでしょう…。 来年の干支でもありますしね(笑)  
池田ミサ子先生の作品 『彼女を海に帰さなきゃ』他 池田ミサ子先生の作品 今年、SQ系の雑誌でクオリティの高い読切を発表した池田ミサ子先生。 その高い画力の虜になってしまった人も多いのではないでしょうか。 ←の絵の美麗さといったら、とても新人のレベルではありません! 【松竹梅的ベストキャラ…夏魚(カナ)】 ベストキャラは『彼女を海に帰さなきゃ』のヒロインでもあるカナちゃん。 人間の雄と子作りするために陸に来た「海乙女」(人魚とは違うらしい)なのですが 人間世界のルールに疎くて右往左往する姿がまた…(*´∀`*) 池田先生には、こういう可愛い娘をヒロインにした作品で 連載を勝ち得てほしいですね。 2009年、池田先生はクるぜ!  
金剛番長 『金剛番長』 少年サンデーで大好評連載中の『金剛番長』。 その破天荒っぷりに…というか、鈴木先生のはっちゃけっぷりに 松竹梅のハートも鷲掴みにされました。 【松竹梅的ベストキャラ…居合番長】 僕の性格から言うとベストキャラは剛力番長になりそうなのですが 暗契五連槍編の、道化番長との戦いがとにかくカッコ良かったんですよ、彼は! なので、剛力番長も可愛くて大好きなんですが ベストキャラ賞は居合番長に捧げます。 もちろん、金剛番長も大好きですよ。  
 サムライうさぎ サムライうさぎ 『サムライうさぎ』 あまりジャンプっぽくない漫画として話題になった『サムライうさぎ』が 2008年ベスト漫画に堂々のノミネートです。 後半のムリヤリなバトル漫画へのテコ入れもありましたが 特別編も含め、『サムライうさぎ』っぽくまとめてくれたので その点は福島先生に感謝ですね。 【松竹梅的ベストキャラ…伍助&志乃】 ベストキャラ、というかベストカップルは伍助&志乃。 志乃だけベストキャラとしてノミネートしようかなとも思ったのですが やはり夫婦は2人揃ってないとダメだろう、ということで 仲良く2人でベストキャラ賞です。 志乃みたいな娘がいたら僕も結婚考えるんだけどなあ(笑) 3月のライオン 『3月のライオン』 ヤングアニマルで連載中、羽海野チカ先生の『3月のライオン』です。 将棋漫画を描く、と聞いた時は一体どういう作品になるのか まったく分かりませんでしたが、いざフタを開けてみたら 実に羽海野チカワールドといった感じの優しい作品でした。 この作品は、きっと多くの人が今年のベスト漫画に挙げるんじゃないかな。 【松竹梅的ベストキャラ…川本あかり】 あかりさんは、主人公の零がすっっっごくお世話になっている川本家の長女です。 川本家は両親が不在で(祖父はいる)、あかりさんが家事全般こなして おまけにスナックで働いて収入まで得ているのですが この人が本ッ当に「女神か!?」と錯覚するくらいいい人なんですわw もちろんとびきりの美人ですしね。 それでいながらどこか陰があるというか…う〜ん、たまらん! 次女のひなた(ヒナちゃん)も表情がくるくると変わる明るいいいコなんですが あかりさんの女神っぷりにはちょっとかなわないかな? 将来的にはすんごい美人さんになると思いますけどね。  
スケットダンス 『スケットダンス』 WJ読者にはおなじみ、スケットダンスです。 いつ打ち切られるかとけっこうビクビクしているんですが 最近は人気もなかなか安定してきているようですね。 【松竹梅的ベストキャラ…鬼塚一愛(ヒメコ)】 ベストキャラ賞はヒメコで! 正直、ロマンちゃんと迷ったのですが 甲斐甲斐しくお世話を焼く姿やら過去編やらを見ると 僅差でヒメコがベストキャラかなあ…って感じです。 ボッスンはいい加減にヒメコを捕まえるべきだと思います。 正直、嫉妬する><  
生徒会役員共 『生徒会役員共』 少年マガジンで連載中の『生徒会役員共』。 作者は下ネタでおなじみの氏家ト全先生です。 ってか掲載誌はヤンマガじゃなくて良いのだろうか(笑) 何気にこの人の作品はすごい好きなんですわ。 『アイドルのあかほん』はちょっと残念でしたけどね。 【松竹梅的ベストキャラ…天草シノ】 ベストキャラは迷った! スズちゃんが最近すごく良いキャラをしているだけにすごく迷ったんですが ふだん毅然とした態度でいながら恋愛方面にちょっぴり疎いシノ会長に ベストキャラ賞を進呈いたします。 シノもスズちゃんも、タカトシとのフラグを立てすぎなんだよなあ… くそう、羨ましい!。  
聖☆おにいさん 『聖☆おにいさん』 今年話題になった漫画を挙げる各誌のランキングで ことごとく上位にランクインした『聖☆おにいさん』。 ウチのベスト漫画選にもノミネートです。 朝目新聞さんの夏コミ同人誌に寄稿させてもらった原稿も 聖☆おにいさんネタだったしなあ。 【松竹梅的ベストキャラ…イエス&ブッダ】 ってかメインがこの2人だし、どっちが上って感じでもないので ベストカップル(?)として2人にベストキャラ賞です。 しかし、もともと世界的に有名な2人なのに 漫画界でも有名になっちゃってどうするんだw  
 ダブルアーツ ダブルアーツ ダブルアーツ 『ダブルアーツ』 はい、『ダブルアーツ』です! これがノミネートされないわけがないですね(笑) 期待の新星・古味直志先生の初連載作品! 結果は短期で打ち切り…ということになってしまいましたが 松竹梅的には不朽の名作でございます。 せめて1年は続いてほしかったんだけどなあ…(´・ω・`) 【松竹梅的ベストキャラ…エルレイン・フィガレット(エルー)】 サムうさはカップルで受賞だったんですが、ダブルアーツは エルー単品です。 というのも、キリがもうちょっと内心を吐露してくれれば 感情移入も出来たんですが、彼がデレたのがラストもラストだったので…。 もうちょっとこう、エルーと手をつなぐのに照れたり 初々しい表情を見せてくれたら良かったんですがねい。 エルーは最初から最後まで、とても可愛らしいお嬢さんでした(*´∀`*) 古味先生は次々と読切を発表してくれているので もしかしたら次の連載も早く決まるかもしれませんね。  TISTA TISTA 『TISTA』 ジャンプSQが創刊した際、各所の漫画読みを「コイツはクるぜ…!」と戦慄させた メランコリックガンアクション『TISTA』です。 昔から注目されていた遠藤直哉先生の初連載作品でもあります。 とてもシビアな世界観で描かれた良作なのですが、その暗めのムードがウケなかったのか あえなく全9回で打ち切りとなってしまいました。 長期連載する感じの作品でもなかったので もしかしたら全2巻くらいがちょうどよかったのかもしれませんが…。 【松竹梅的ベストキャラ…ティスタ・ロウン】 自分の使命に悩み苦しみながら シスター・ミリティアとして悪党を断罪し続けてきた悲劇のヒロイン、ティスタ。 そんな彼女にベストキャラ賞です。 彼女を救うきっかけとなったアーティーもいい味出していたんですが やはり物語の主人公であるティスタの印象が強いですね。 苦悩もそうなんですが、彼女が魅せた数々のアクションも 実はこの作品の見所だったりします。 もっともっと、世間に認識されてもいい作品だと思います。 でも、人がやたらと死にまくるので万人にオススメはできないか…。 天体戦士サンレッド 『天体戦士サンレッド』 アニメ化に伴い、絶大な注目を浴びている『天体戦士サンレッド』。 僕もアニメから入って、すぐに既刊を買い集めてしまいました。 こう書くとなんかすごいミーハーみたいですね(笑) 【松竹梅的ベストキャラ…ヴァンプ将軍】 ヴァンプ将軍以外のベストキャラなんていない! いや、かよ子さんとか天井さんとかいますけど やはりヴァンプ将軍にはかなわないのです。 「ヴァンプ将軍のさっと一品」で紹介されたキムチとじゃこの炒め煮は 我が家の定番メニューになりました。 豆腐とネギを加えると辛さがマイルドになりますし、栄養面でも良いですよ (ヴァンプ将軍が教えている作り方では「煮る際に水を加える」とありますが 豆腐を入れる場合、豆腐から水分が出てくるのでわざわざ水を加えなくてもよいです)。  
To LOVEる 『To LOVEる』 この作品がノミネートされないわけがない! ということで、2008年も僕らに多大な興奮と感動を与えてくれた 『To LOVEる』が堂々のノミネートです。 本当にこの作品は「おもしろい」! ただのエロ漫画ではなく、キャラの心理描写にも力が入ってきて ますます名作になってきている感があります。 2009年も楽しみだなー。 【松竹梅的ベストキャラ…結城美柑】 ベストキャラは誰にしようか、本当に迷ったのですが ここは美柑にベスト賞をあげようと思います。 やはり「お兄ちゃん」という呼び方が強かった…! 炊事洗濯掃除と家事全般をこなし、頭も良いし何より可愛いという無敵の妹・結城美柑。 もし今、人気投票を行ったら1位になってしまうかもしれません。 嗚呼、美柑みたいな妹が欲しい…(できれば義妹で)。  
トリコ 『トリコ』 しまぶーがおつとめを終えてWJに舞い戻ってきた! ということで連載が始まった美食バトル漫画『トリコ』。 ジャンプでは久々になるであろう筋肉マッチョ主人公・トリコは その頼れる兄貴的なカッコよさでWJ読者を魅了したのでした。 もしかしたら『トリコ』をきっかけに パワフル系主人公が台頭する時代が再びやってくるかもしれません。 【松竹梅的ベストキャラ…トリコ】 やはり、トリコの魅力がこの漫画を引っ張っていると思うので ベストキャラ賞もトリコのものでしょう。 実は一流シェフの小松くんや、ココやサニーといった四天王の面々も いい味出してます! キャラに魅力がある、というのは漫画作品として大きな強みですよね。 いやぁ、しまぶーがWJに戻ってきてくれて本当に良かった!  
ハニカム 『ハニカム』 世間的にあまりメジャーな作品ではありませんが ネット上ではちらちらと良い評判を聞くファミレス漫画『ハニカム』。 1回の連載ページ数が4Pと少ないのでなかなかコミックスも出ませんが その4ページに詰め込まれているキャラの濃さはかなりのものです。 【松竹梅的ベストキャラ…鐘成律子】 画像でいうと、左上の黒髪ボブの娘です。 鐘成さんはツンデレの権化みたいな感じの人で、 「ツンデレを売りにしたキャラ」という見方をしてしまうと ちょっとあざとくなってしまうんですが、それでも 可愛いものは可愛いんだから仕方ない! いや、本当に良いキャラなんですよ、りっちゃんは。 貧乏属性もキュンキュンきます(笑)  
 範馬刃牙 ピクル 『範馬刃牙』 毎年、マンネリになりそうでならない『範馬刃牙』。 新キャラ・ピクルの登場で強さのインフレが起きすぎな気もしますが それでも作品の勢いが衰えないところがすごいです。 物語自体のペースが遅いことは、この際大目に見ましょうw 【松竹梅的ベストキャラ…愚地克巳】 板垣先生のチャンピオン目次コメントに「愚地克巳を語る際、不覚にも涙する」 というのがあったのですが、その言葉からも分かるとおり 今まで情けない姿を披露することの多かった克巳が 対ピクル編でまさかまさかの大化けを魅せてくれました! その代償は右腕一本とあまりにも大きなものでしたが、 彼の成した功績は読者の心に深い感動を残してくれたのでした。 というわけで、ベストキャラ賞は克巳に贈りたいと思います。  
ひだまりスケッチ 『ひだまりスケッチ』 アニメをよく観る方ならまず名前は知っているであろう『ひだまりスケッチ』。 僕もようやくコミックスを購入し、そして癒されました。 これは良作!そりゃ2回もアニメ化されるわけですよ! イヤなキャラが一人もいないっていうのはなかなかにスゴい。 【松竹梅的ベストキャラ…???】 ベストキャラなんですが、はっきり言って メインの4人(これからは6人と言うべきなのか?)に 甲乙つけがたいというのも珍しいです。 ゆのっちは言うまでもなく破格の可愛さを誇るワケですが 元気っ娘の宮ちゃんの魅力には最近メロメロだし、 沙英さんは済ました顔でときどき強烈な萌え力を発揮するし、 ヒロさんははっきり言って理想の嫁だし…。 …つまり、『ひだまりスケッチ』は名作ということですな!  
貧乏神が! 『貧乏神が!』 僕が願ってやまなかった助野先生待望の新連載『貧乏神が!』。 2年前の夏に読切を読んで以来、本当〜に首を長くして待っていたこの作品は その期待を裏切らない超ハイテンション&ちょっといい話コメディとして SQで大絶賛連載中です。 拍手コメントで頂いた情報によると、集英社が大手の書店に FAXで販促をお願いするほどの人気っぷりだそうです。 なんという編集部プッシュ…! ゆくゆくはアニメ化とかしちゃってもおかしくないですね(・∀・) 【松竹梅的ベストキャラ…紅葉】 これも読切の頃から変わらぬ愛を貫いています。 とにかく『帰ってください。』の時の紅葉が可愛くてねえ… (ひだまりスケッチ等とはまた違った可愛さ)。 あくまでも世間の萌え描写には媚びない 独特のキャラクターで凛然と存在する紅葉には 強烈な魅力を感じざるを得ません。 現時点での僕の自画像は紅葉だもんなあ…(柊つかさ風紅葉)。 どんだけ好きなんだ、自分(笑)  
ヘレンesp 『ヘレンesp』 週刊少年チャンピオンでときどき短期集中連載をしている『ヘレンesp』がノミネートです。 これは事故のショックで三重苦を抱えてしまったヘレンと 超能力(といってもそんな万能ではない)を絡めた ハートウォーミングストーリーであります。 現在、3回目の集中連載中であり、来年の1月にはコミックス1巻も発売されるので 興味のある方はぜひ! 【松竹梅的ベストキャラ…ヘレン・高原・ラ・グィード(高原ヘレン)】 お気に入りのキャラはもちろんヘレン。 障害者を描くということで時々イヤな描写(からかわれたり)が 出てくることもあるんですが、 ヘレンの「にこっ」とした笑顔がそんなシーンも吹き飛ばしてしまうほどの 優しさに溢れており、ガチで惚れそうになります(*´∀`*) ホンットに、この笑顔は反則だわ…!  
放課後ウインドオーケストラ 『放課後ウインドオーケストラ』 SQで連載中の吹奏楽部マンガ、『放オケ』であります。 SQ内での順位はそれほど高くないし、そもそもテーマが地味だし たぶん大絶賛というほどの人気でもないと思われますが それでも「ザ・青春!」といった雰囲気が僕の心を捕えて放しません! 女の子も可愛いしね☆ 【松竹梅的ベストキャラ…桜井千砂】 ベストキャラは迷ってしまうんですが、 やはりメインの基準となる「可愛さ」でいうなら なんといってもチューバ担当の千砂ちゃんでしょう! ああいう、ふわりとした印象で性格は控えめ、 だけど何事にも一生懸命で努力を怠らない女の子というのは 松竹梅のストライクど真ん中であります。 そういう娘は無条件で好きになっちゃうんだよなあ。  
僕の小規模な生活 『僕の小規模な生活』 2008年は、福満しげゆき先生が有名になった年といっても過言ではありません。 もちろん、有名と言っても世間的な認知度はまだまだですが その内なんらかのメディアに注目されてヒットしていく気がします。 …しかし、それはそれで福満先生がプレッシャーに負けそう (もしくは悪いクセが出て増長しそう)だから、大ヒットしないほうがいいかも(笑) 小ヒットくらいが丁度良さそうですね。 【松竹梅的ベストキャラ…「僕」(=福満先生)】 お気に入りのキャラクターは「僕」、つまり福満先生自身です (この作品は「僕」と「妻」の赤裸々な生活が中心となっています)。 なんというか、福満先生の思考パターン…特にネガティブに物事を捉えるのが ものすごく「分かる!」んですよねw そうそう、そういう負の思考スパイラルに陥っちゃうんだよね…と 共感してしまう部分が多すぎるのです。 …僕も福満先生も、もっとポジティブになったほうがいいと思う(´・ω・`)  
まかないこむすめ 『まかないこむすめ』 ここに挙げられている漫画の中ではもっとも出逢いが新しい作品です。 書店で見かけてかなり気になっていたものの、なかなか手を出せずにいて 年末になって度胸を出し、えいやっとレジに持っていったのです。 そして読んでみたら… これは、優しい!優しい漫画だ! と、感動して癒されてしまったのでした。 【松竹梅的ベストキャラ…山中千恵子】 表紙の右側にいる、いぬみみ(垂れみみ)の女の子です。 この作品はこの千恵子ちゃんが小説家の家で家政婦として働くお話なんですが、 まあもう、見たら分かるとおり、この千恵子ちゃんが可愛いんですよw 作品の世界観というか、「何でいぬみみなのか」とか「ねこみみの男は何だ」とか 設定的に疑問点は山盛りなんですが、 そういった点はとりあえず放置でもいいか!というノリで楽しめる作品だと思います(笑)  
マコちゃんのリップクリーム 『マコちゃんのリップクリーム』 ご存知、奇才・尾玉なみえ先生がシリウスで連載している 変なギャグ漫画がコレです。 昔に比べるとキャラの造形がまともになってきているのが ちょっと残念ですが、それでもなみえワールドは健在ですので 尾玉なみえに抵抗無い人はぜひ! 【松竹梅的ベストキャラ…魔女ザイアー】 主人公はマコちゃんなんですが、そのマコちゃんにリップクリームを与え 自分の呪いを解いてもらお〜とする非常に他力本願な魔女、それがザイアーです。 はっきり言って性格悪いんですが、その性格の悪さを なみえ先生がうま〜いこと料理していて極上のギャグとなっています。 ちなみに、どれくらい性格悪いかと言うと お誕生日会に友達が一人も来なかったマコちゃんを 「ぐひっ」と笑うくらい性格悪いです。 そんなザイアーさまが大好きだ!  
魔人探偵脳噛ネウロ  『魔人探偵脳噛ネウロ』 正直に言うと、秋くらいまでは ネウロをベスト漫画に入れるかどうか微妙な所でした。 「今年は無いかもな〜」なんて考えていたちょうどその時、 笹塚さんがシックスに殺されるという信じがたい展開を迎えたわけです。 あの事件がネウロファンに、とりわけ笹塚ファンに与えた影響たるや 筆舌に尽くしがたいものがあります。 …という衝撃的な出来事があったため、 見事、今年のベスト漫画にノミネートされたわけであります。 【松竹梅的ベストキャラ…桂木弥子】 ベストキャラはやはり弥子。 笹塚さんの死、本城博士の死という身近な人の死を連続で体験し、 ネウロともケンカ別れ。そんな感じで 弥子が鬱状態になった時は読者も心配しながら見守っていました。 つまり、みんなそれだけ弥子のことが気がかりで、 もっと簡単に言うとみんな弥子が大好きなわけです(*´∀`*) その後、弥子がアヤとクラスメイトのおかげでやる気を取り戻した時は 読者も心底ホッとしたものです。 こんな愛されてるキャラクターもなかなかいないぜ? 来年は『ネウロ』もクライマックス! この物語がどんな結末を迎えるのか、少し寂しいけど、楽しみです!   町でうわさの天狗の子 『町でうわさの天狗の子』 この作品は完全に表紙買いで、かなりバクチだったのですが 結果的にはかなりの当たりで嬉しかった思い出があります。 その後、「このマンガがすごい!」などの雑誌で高評価で あれもテンション上がりました。 ジブリ作品や「かみちゅ!」みたいなのが好きな人にはオススメです。 【松竹梅的ベストキャラ…刑部秋姫】 表紙にいるセーラー服の女の子が「天狗の子」秋姫です。 秋姫は天狗と人間のハーフなんですが、将来は天狗になってほしいという お父さんや周囲の期待に応えたくなくて「私は普通の女の子でいたいの!」みたいな ことを言ってはお父さんをショボーンとさせています。 恋に悩み、将来に悩み、そんなどこにでもいそうな秋姫の姿は どう見ても「普通の女の子」なんですけどね。  
みつどもえ 『みつどもえ』 変態漫画というか雌豚漫画というか(笑) 今年も素晴らしいクオリティを誇った『みつどもえ』が堂々のノミネート。 というか、連載が進むごとに面白くなっていくのは凄すぎる! キャラがムチムチしていることが多い漫画なのに それでもみんなが素晴らしい可愛さを誇っているのはなぜ? 【松竹梅的ベストキャラ…丸井みつば】 雌豚です。まごうことなき雌豚です。 ベストキャラを誰にしようか迷ったんですが ここはベストオブ雌豚であるみっちゃん以外いないだろう、 ということで彼女がベストキャラ賞です。おめでとう、雌豚! これがベストキャラ賞でなくベストカップル賞だったら みつば&杉崎になっていたのは言うまでもありません。  
よつばと! 『よつばと!』 この作品はもはや名作の地位が不動のものになっておりますなー。 高クオリティが当たり前、という認識を皆が持っていると 作者のあずまきよひこ先生的にはけっこうプレッシャーだったり するんじゃないかと心配です(笑) あと、コミックス修正がもんのすごいんですよね、この漫画。 やっぱりクオリティ向上の為なんだろうなあ。 【松竹梅的ベストキャラ…綾瀬風香】 しまうーにしようかな〜と迷ったんですが ここは子供達にも大人気の風香ねーちゃんにベストキャラ賞を 捧げたいと思います。 ちなみにしまうーは、よつばの為にクレープを買ってきたとき 口元にクリームがついていたのがポイント高かったです。 食ってきたのかよ!みたいな。 マイペースなんだよね、しまうーは。  
ローゼンメイデン 『ローゼンメイデン』 復ッ活ッ!ローゼンメイデン復ッ活ッ! ということで、まさかのヤングジャンプでの復活となったローゼンメイデン。 こないだは体調不良ということで休載でしたが 今度はちゃんとした完結に向けて、がんばって頂きたいですね(・∀・) 【松竹梅的ベストキャラ…真紅】 ベストキャラ、誰にしようかちょっと迷ったのですが 新しい『ローゼンメイデン』に登場したキャラ限定でいうなら やはり第5ドール・真紅でしょうか。 斉藤ちゃんも可愛いんですが、どういう役回りになるかよく分からないですし ここは「文句を言いながらも入れてくれた紅茶はちゃんと飲む」真紅で。 個人的に、新ローゼンでは 真紅と水銀燈の髪の毛掴み合い対決が一番好きですw  
WORKING!! 『WORKING!!』 今年もノミネートの『WORKING!!』。 登場キャラクターの心情が少〜しずつ動いてきて 恋愛面でも見逃せなくなってきています。 コミックス出るペースが遅いのは仕方ないっちゃ仕方ないんですが それでも次の巻が本当に待ち遠しくなります。 【松竹梅的ベストキャラ…種島ぽぷら】 上で恋愛面がどうとか書いておいて ベストキャラ賞は恋愛あまり関係ないぽぷらですw というのも、僕は三人娘(伊波・ぽぷら・山田)が同じくらい好きで 誰が一位とか決められず、じゃあもう ちっちゃくて明るくてくるくるとよく動く可愛いぽぷらでいいじゃないか、と いうことで彼女にベストキャラ賞を進呈しました。 「伊波が好き」「山田がいい」という意見は見たことあるんですけど、 ぽぷらは何気に人気なさそうなのも授賞の理由です(笑)  
ONE PIECE 『ONE PIECE』 単純なストーリー面で言うなら、 「2008年のWJで一番おもしろかったのはワンピースである」 ということに誰も異論はないのではないでしょうか。 例えば、女の子の可愛さだとか意表を突いた展開だとか そういったある一点を抽出するなら他の漫画に軍配も上がるでしょうが ただただ「おもしろかった作品」で言うならば 今年のワンピースはとにかく!おもしろかった! 【松竹梅的ベストキャラ…ボア・ハンコック】 その面白さに拍車をかけたのが アマゾン・リリーに飛ばされたルフィが出会った七武海ボア・ハンコックでしょう。 登場当初こそ冷血な女王キャラだった彼女がまさかルフィに惚れるとは! そして、メロメロになった後の彼女の可愛さと言ったら それこそTo LOVEるの登場キャラに匹敵するといっても過言ではありません。 今年のワンピース内ベストキャラはハンコックで決まりでしょう!  
【おまけ・ベストアニメ編】 ストライクウィッチーズ 『ストライクウィッチーズ』 「パンツじゃないからはずかしくないもん!」 こんな頭のおかしいキャッチフレーズのアニメにあれほどみんながハマるとは 一体誰が予想し得たでしょうか。 放映前こそ「これは無いw」「はいはい萌えアニメ萌えアニメ」と揶揄されながら いざフタを開けてみれば、友情と愛情、萌えと燃えが見事に融合した 非常に高いクオリティの高いアニメだったとは! この特異すぎるユニフォームのおかげで敬遠されがちですが、 2008年を代表するアニメとしてストライクウィッチーズは外せません。 【松竹梅的ベストキャラ…宮藤芳佳】 あんまり人気のない主人公ですが、僕は何だかんだ言って彼女が一番好きです。 そりゃ、サーニャやエイラが人気あるのは分かりますが 物語を通し、ちっちゃい体で一生懸命走り回った芳佳だって 魅力的じゃあないですか! というわけで、ベストキャラ賞は宮藤芳佳に進呈します。  
我が家のお稲荷さま。 『我が家のお稲荷さま。』 ストライクウィッチーズが目立ちすぎてあまり話題には上りませんでしたが 『我が家のお稲荷さま。』もかなりの良作アニメでした。 作画もほとんど崩れることなく、明るいコメディも交えた妖怪アニメとして 安定した2クールを楽しませていただきました。 【松竹梅的ベストキャラ…佐倉美咲】 可愛いキャラはいっぱいいたのですが、その中でも 昇にアプローチしながらもまったく気付いてもらえず 常に焦ったり悶々としていてとっても可愛かった佐倉さんが 僕の中ではベストキャラです。 怪異に遭遇してしまう度に記憶操作されてしまうのはちょっと不憫でしたね(ノ∀`)  
【おまけ・ベストノベル編】 吉永さん家のガーゴイル 『吉永さん家のガーゴイル』 今年完結した『吉永さん家のガーゴイル』は アニメから原作に入ったラノベだったんですが、 まさか最終巻にて泣かされることになるとは思いも寄りませんでした。 ジャンプ感想の前置きでも語りましたが、 最終巻終盤、ガーゴイルが吉永家ひとりひとりに言葉を贈るシーンではもう…(´;ω;`) 【松竹梅的ベストキャラ…ガーゴイル】 可愛いキャラもたくさんいるのですが、上記の理由もあって ベストキャラは門番型自動石造のガーくんに進呈。 できれば、物語のラストまでをアニメの2期として作って欲しいんだけどなあ。 あの若本ガーゴイルの渋さを再び味わいたいぜ!  
とある飛空士への追憶 『とある飛空士への追憶』 名作である、という評判をネット上のあらゆるところで見かけ、 どんなもんかいなとあまり期待せずに読んでみたこの作品。 クライマックスシーンのあまりの綺麗さに心が震えましたよ! ジブリは金魚じゃなく、こういう作品をこそ映像化するべき。 ナウシカやラピュタに通ずる感動が、この作品には詰まっています。 【松竹梅的ベストキャラ…ファナ・デル・モラル】 表紙の女の子です。時期皇妃になることが決まっている絶世の美少女ですが、 周囲には心を閉ざしていて感情を露わにすることはほとんどありません。 そんなファナが主人公であるシャルルとの海上翔破の旅の中で だんだんと心を開いていき…その過程や、彼女の本当の性格、そして シャルルと力を合わせて生死を懸けた空中戦に挑むシーンなど ドキドキハラハラに満ち満ちた、本当に素晴らしい作品だと思います。 あれ、ぜんぜんファナについて語ってないや(笑)  
文学少女シリーズ 『文学少女シリーズ』 これは今現在、僕が読み進めているラノベのシリーズです(現在3巻目)。 書店に行くとまず間違いなく「『このラノベがすごい!』堂々の1位作品!」とか 書いてある帯が付いていると思います。 ただ、僕はそんなこと全く知らずに表紙に釣られて買ったのですが いやはや、中身の濃さには驚きました! これの前に読んだ某ラノベが霞んで見えましたからね(笑) 【松竹梅的ベストキャラ…天野遠子】 表紙の娘です。その正体は物語を「食べちゃうくらい」愛している文学少女。 そんな彼女が後輩の心葉くんを巻き込んで始めた思い付きから 文芸部はいろんな事件に巻き込まれていくことになるのですが… まあ物語のあらすじは置いといて、この遠子センパイがホントに可愛いんですよ! どう可愛いかというと、怒ったときには口を利いてくれず、 廊下ですれ違いざまに「あかんべー」をするようなセンパイなんです。 …どうです、可愛いでしょう?(笑) 選出されたから、というわけではありませんが 『このラノベがすごい!』の1位になった文章力は伊達ではありません。 もし機会がありましたらぜひご一読を…。  
ということで、ベスト漫画30+αでした。 ここまで付き合ってくださった方、ありがとうございました☆ 去年に引き続き、相変わらず「可愛い女の子」系の作品が多いですが 去年に比べると少しだけむさ苦しい度合いがアップしてるんじゃないかと思います (それでもやっぱり女の子率が高いな)。 来年も、このサイトが続いていればベスト漫画を選出しますので お楽しみに!        ハ_ハ       ('(゚∀゚∩ トップに戻るよ!       ヽ  〈         ヽヽ_)
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