赤マルジャンプ2008SPRING感想 【一言近況】 いよいよ本棚がヤバイんですが、 どうにも収納場所が見つからず、困っています。 いらない机とか処分しよう…。 では、ひさびさの赤マル感想どぞー(゚∀゚) 【巻頭・秘蜜のヤミー】【銀魂洞爺湖サミット2008】
- 感想 バードランド先生がおかしくなった原因は、 谷を助けてくれるかもしれない元永久機関師の先生に 罵声を浴びせつつ研究を強制する腐った谷の住人にあると思いました。 西先生の作品のいちばんの特徴は こういう腐った性根の有象無象なのかもしれません。 ヤミーは谷の連中を助けて一時的には喝采を浴びても、 きっと一週間もすると化け物扱いされるんだろうなあと考えると すぐに旅立ったのは正しい判断だったと思います。 こういう民衆を見ると鬱々とした気分になるのですが、 何だかんだ言って西先生の描く女の子ってけっこう可愛いので それで全部チャラになるような気もしました(笑) 実は女の子だった(←この設定、ストーリーに直接関係は無い)ビボルとか 喋る骨の「山猫」とか、 西先生連載する気マンマンだな!
【FOO FIGHTER FUJI】
- 中島未華子は普通に可愛いです。 空知先生も、やればできるんだよなあ…。
【番外編・To LOVEる】
- 感想 いつだったかの赤マルに載った『ガラアクタ』の作者さんですね! この人の絵柄は好きです(特に女性描写がちょっと古風でステキ)。 しかし今回は、その「古風な絵柄の少女」から脱却した点を 高く評価したいと想います。 初めに言っておきますが、 この作品は今回の赤マルの中で1・2を争うほど面白かったです。
- ユワーリュェット・ステッンルラ・トランスヴョランス姫 今作のヒロイン・ユワ姫の設定は、 『親の決めた見合いとか結婚とかがイヤだったので 故郷から逃げ出してきた発明が得意なお姫様』。 (´・ω・`)…(←察してください) どっかの漫画に似てるなっていうのは置いといて、 ユワの設定ですごく僕が気に入った、というか評価高いのが ヒロインキャラなのにいわゆる「美少女キャラ」ではないという点。 ↑ユワ姫。 これがTBS系列でアニメ絶賛放映中のどっかのエロコメみたいに 宇宙でも有数の美少女とかだったらう〜ん…っていう感じだったんですけど、 「地球人離れした造形」と「人形サイズの体格」という要素が かわいい宇宙人が主人公の押しかけ女房になるというテンプレート展開からの 脱却を試みていることの現れで、それがすごく好印象でした。 とはいえ、けっきょく最終的にはラブラブになってますけど(笑) 脱却、という意味では 三代川先生の描く「ちょっと古風な美少女」というデザインをかなぐり捨てた点も ポイント高いです(ユワ姫がそのデザインでないというだけで 作中には従来の三代川的女の子も登場します)。 ただ、以上の点を踏まえてもなおかつ ユワ姫がすごく可愛く見えるっていうのは 演出やストーリー構成のなせる技ですね。 ラストの「テヘッ」には正直ドキッとしてしまったんだぜ! これは僕が無節操なだけかもしれないけれど…。
- 少し不安なのは、 これが連載と言う形になったら ユワ姫の設定はそのままでも、2〜3話目くらいで 彼女が「地球人サイズになれる機械」とか造って 富士くんのクラスに転入してきちゃうんじゃないかということ。 途中で挿入されている「食パンくわえた〜」の空想シーンで描かれている娘みたいな 感じになって…。 連載という形になったらきっとそれは免れないでしょうが、 何が不安、いや不満かと言うと ユワ姫にはなるべく「美少女」になってもらいたくないってコトなんです。 つまり、ユワの造形をある程度残したまま地球人サイズになってもらえたら 何も文句は無いんです。 三代川先生の描く美少女はすごく好きなんですが、 せっかくユワが「三代川先生風美少女の概念」から脱却したキャラ (なのに可愛い)という要素を持っているのだから、 そこを崩してほしくないわけです。 …ここらへんの感覚、分かるでしょうか? ↑イメージ的にはこんな感じを希望。 できるだけ「ユワ姫そのまま」で地球人サイズになってほしいんです。 連載では、そこを守りつつ 富士くんのことを想っている幼なじみ(←この娘は三代川先生風美少女)と 彼を取り合うラブコメになったら面白そうです。
【番外編・リボーン】
- ものすごく久々にレンを見た気がします。 それにしても、レンは自分が変身(変心)体質であるということを ホントに自覚しているのだろうか… 今回はリトがいたからまだいいようなものの、 本来ならそこらへんのおっさんに、イコール自分とはいえ 年頃の女の子であるルンの裸体を晒すことになっていたわけです。 ちょっと思ったんですが、レンとルンって仲悪いんじゃないだろうか…(笑) それぞれ、想い人と恋敵がちょうど
対称 となっておりますし(対照ではなく)。- ヤミ「よく悲鳴をあげる男ですね」 あなたも主な原因のひとつですが…w
【番外編・PSYREN】
- 星野先生(Dグレ)の描く番外編にも 共通することなんですが、 この先生たちは笑わせようとかいう気はまったく無いですよね? ふと気付いたんですが、これってまさに起承転結の「起」と「承」なんですよね。 オチまでいかないで終わるから非常に肩透かし感が強いという…。 まぁ…ギャグを描けという制約があるわけではないようなので 何を描いても自由だとは思うんですが(タイトルも「ちっぽけ情報」だし)、 それにしても、読後に疑問符が浮かばざるをえないような構成は勘弁してくれ…(´A`) 作家としてそれはどうなんだ。 久保先生の爪の垢でも煎じて呑むといいよ。 久保先生はギャグで手抜きしない人だよ!ホントに!
【番外編・ぬら孫】
- 1コマ目を見て「そんなバカな!?」と驚愕したんですが ヒリューくんも同じように可哀想な目に遭っていてホッとしました。 デートと意気込んで待ち合わせ場所に行ったら他の野郎もいたなんて ガックリ感も甚だしいと思います。夜科はともかく、ヒリューくんの心中を察すると 思わず笑いがこみ上げてきます。がんばれヒリューくん!。
【番外編・勇者学】
- スーパージョッキー懐かしいw 僕は毛倡妓の女医も案外嫌いじゃないです。 でも、つららたんのランドセル姿にはかなわない…! (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、 〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) い ロ た 〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 い リ ま ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) よ コ に 、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ ね ン は `V::::::::::::::::::::、_γ `ヾ,_ < ! も l::::::::::::::::::::::く( γ⌒ヽ )> く, 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; ,=ニ `/l/!/⌒Y l:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ===イ ´::::゙::::::::::::::::::::::::::::::: 、m,.. ,ゞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ´ " ~ ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして、何が青田坊をここまで駆り立たせるのだろう?(笑) こんなクラスメートがいてずっと気付かなかったってんだから リクオの鈍さは国宝級ですね。
【透明少年】
- 意外かもしれませんが、今回のWJ番外編で 1・2を争うほど面白かったのは麻生先生と、まさかの大江先生だったんですよ。 大江先生は後述しますが、麻生先生にはホント意外なほどしてやられました。 やっぱり普段からギャグ描いてると、その経験値は他の人のそれを上回るのだろうか…。
- 絵描き歌もよかったんですが、 個人的にはおまけのほうを推したいところ(大江先生もおまけが良かった)。 何がいいって綺麗なまさゆきに大爆笑してしまったんですよね、不覚にもw まさゆきの目をツナ風にするだけで、こんなに面白くなるものなのか…! ただ、ここで残念なのは 上から順々と模写力が下がっていってることですね。 ぬらりひょんと天樹院エルモアはかなりうまい(エルモアは岩代先生本人が描いたんじゃないかってくらいうまい)し、 リボーンはリボーン自体は残念なもののまさゆきの目と炎はそれっぽいから合格点なんですが…。 麻生先生、もうちょっとTo LOVEるちゃんと描こうぜ!? ララ・春菜よりまさゆきの瞳のほうが綺麗ってどういう事!? もしかしたら、こういうツッコミも予想した上でのこの絵なのかもしれないけど… そうだとしたら僕は麻生先生の掌の上なのか…?
【なまくら】
- 感想 ひとつ言えることは、HAND'Sよりは格段に面白いっていうことですね。 劇的なほどに素晴らしかったわけではないけど、HAND'Sよりはそうとう良かった。 ただ、主人公に対して不満だったのが 「充実なんて程遠い、なさけねえ毎日」とか言いつつ、 特にクラスからハブられてるわけでもないし、友達いないわけでもないし、 意中の女の子からファーストネーム呼び捨てにされるほど仲良いし、 しかもその娘に「なんか元気無いみたい」とか気にかけられてるし、 それで「生きてて楽しいのか?」なんて自問するのは( ゚Д゚)ハァ?って感じでした。 お前、どこからどう見てもリア充じゃねえかよ! リア充に始まりリア充に終わったので、 読後「何だったんだ(´・ω・`)?」という印象が残るのは否めないかなあ。 これなら、『アンフィスバエナ』のメガネ君のほうが よっぽどこの漫画の主人公にふさわしいんじゃないか…? とはいえ、最後に鏡を使わないで真っ向からDQNに立ち向かった姿は 素直にすがすがしいものだったので、 全体の好感度としてはプラマイゼロって感じです。
【喰王オメガ】
- 「形あるものは斬れないゆえに、形のないものを斬ることが出来る」 っていう設定はなかなかうまいと思います。 ただ、僕はそこまで細かく気にはしませんが、 きっとこの作品を読んだ人の中には 「世の中のものは何だって原子で出来てるんだから、 突き詰めれば全部『形あるもの』じゃねーか」と ツッコむ方もいると思いますが、 そこらへんはもう「少年漫画」ってことで大目に見てもいいんじゃね? こういうツッコミを回避する為にも、バトルは鞘でブッ叩いて乗り越えるとかして (要は、斬らなければいいんでしょ?)、ラストのオチは 「村人の醜い心を斬る」とか、バトルものではなく 人情ものとして締めくくってもよかったんじゃないかなー。 その場合は、雷神は出ない方向で。
【番外編・エムゼロ】
- 「俺はパワフルな漫画を描きたいんだァァァ!!」という 熱い想いがビンビン伝わってくる作品ですね。 この手の漫画は好き嫌い分かれると思うんですが、 無難に小綺麗にまとめようとする作品よりはずっと好感持てます。 いろいろツッコミどころはあるんですが (「消化」っていうのは「消えて無くなる」って事じゃねえ!とか 「美味い喰物いっぱい喰えたらそれでいい!」って豪語した1日後に 「俺の大切なことは王座を守ることだ!」とまったく別人のようになってるとか)、 そこらへんは今後、成長していくにつれアラもなくなっていくことでしょう…。
- ふと思ったこと。 この漫画に弥子が出たら、どうなるんだろう…? オメガ負けるんじゃね?
【番外編・サムうさ】
- こないだの「おっぱいがいっぱい」に比べると あまりにもパワーダウンの内容ですね…。 せっかくの袋とじなんだから、袋とじっぽい内容にしてほしかった…!
【番外編・スケダン】
- !? スズメたんってこんな巨乳なの(;゚Д゚)!? そんな…バカな…ッ! 僕の中のイメージが…orz
【番外編・ダブルアーツ】
- !? え、誰この可愛らしい子? まさか…椿、なのか…!? 成長とは、残酷なものですね…(´・ω・`)
【番外編・ポセ学】
- 「眠い…」で爆笑しました。 エルーかわいいよエルー(*゚∀゚)=3 ムッハー こんな娘と手をつないで寝たいです。
【アンフィスバエナ】
- この僕が、番外編とはいえポセ学の感想を書くことになるとは…。 最初に小江先生と一般生徒の絵を比べる展開があるんですが、 ここは一般生徒くんの絵を「うますぎない程度に、一般人でも 描けそうな可愛い絵」レベルにするべきだったんじゃないかな(らき☆すたくらいのレベル)。 どうせ大江先生が描いてるんだろうから仕方ないんだけど、 小江先生と一般生徒くんの絵にあまり差が感じられなかったから ここはギャグとしてうまく機能してない気がするんだ (「小江先生の画力は一般人と大差ないよ!」っていうギャグなんだったら成立してるけど、 どうせならもっとちゃんと可愛い絵ではっきりとギャグを機能させたほうがいいのでは…? いくらなんでも、らき☆すたレベルの絵ぐらいは描けるでしょう…)。 ↑とまあ、ここはけっこう不満だったんですが その後の展開は意外とよかった…っていうか笑ったw 正直、今まで飛ばしていた本誌のポセ学を読み返そうかっていう気になったよ。 中でも「ちゃんと美少女に描いて下さい」と 「メゾン・ド・ペンギンは好きでした」のくだりが良かった。 そして、先ほども少し述べたおまけなんですが、 ここが良い感じにシュールでなかなかポイント高いんですよ。 特にしてやられたのが「サムライうさぎ」。 「ダブルアーツ」もくだらなすぎて笑ってしまったんだけれど、 「サムライうさぎ」は正直すばらしいと思った。 この部分は袋とじになってないので、気になる方は立ち読みでもしてください。 とはいえ、あまり期待すると期待はずれになるので お弁当でも買いに行くついでに見る程度でよいと思われます。
【Dr.DEAD】
- つまり『おおきく振りかぶって』ですよね、これ(笑) 別につまらなくはなかったんですけど、主役2人の過去回想にページを割くんだったら 打者との心理駆け引きをもっと見たかったかなー。 でも、レギュラーの皆さんがあまり綺麗な心根で勝負してない (負けたら絶対服従とか、負のエネルギーが原動力になってる)ので 正々堂々真向勝負というにはすがすがしさが足りないんですよね。 だから今回は一方的にねじ伏せる展開がベストと言えばベストだったのかもしれません。
【クオンタム・ツイン】
- ぐえー…
偶然なんだろうけど、これなんてエンバーミング?
- 主人公はすでに死んでいた
- 「兵器を倒すための兵器」
- 人造兵器人間
【全体の感想】
- 主人公が間宮小樽(@セイバーマリオネットJ)に見える(ノ∀`) 松竹梅はチェリーが大好きでした。 それはさておき、僕にとってはものすごい久々の中島諭宇樹作品で とても楽しめました (2006年夏の赤マルで描いていたらしいけど その当時僕は赤マル読んでなかった)。 いろんなコトに堕落していった少年が 事件をきっかけにやる気を回復していくっていうのは お約束ではありますが、読後感はスッキリですね。 灰谷センパイは、あんな感じのキャラなので 軽そう・悪そうに見えて実はイイ人っていうのを期待していただけに 根っからの悪人だったのがショックでした(´・ω・`) でも、そのぶん鼓宵ちゃんが可愛かったのでオールOKです。 鼓宵ちゃんみたいな幼なじみが欲しいです。 チェリーみたいなマリオネットも欲しいです。
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- いくつかすっ飛ばした作品がありますが、お気になさらず。 『フーファイターフジ』など、すごく気に入った作品もあったにはあった 今回の赤マルですが、 正直全体の面白さで言うと こないだのJSQUに一歩譲る感じでした。 これはJSQUはまったく期待せずに読んだのに対し、 赤マルはどんな新人がいるかとwktkして読んだのが大きな要因かもしれませんが…。 とりあえず、三代川先生には今後の活躍に期待大!です☆