赤マルジャンプ2008SUMMER感想
【一言近況】
いつのまにか、このサイトを開設して２年が経っていました！
ここまで続けてこられたのも、ひとえにこのサイトを
見てくれている＆web拍手を送ってくださっている皆様のおかげです。
松竹梅はこれからもはっちゃけていきますので、
今後ともどうぞご贔屓に！
そうそう、夏コミレポと同人誌三誌合同オフレポの様子をまとめたので
そちらも興味があればご覧ください。
では赤マルジャンプ2008SUMMERの感想です☆
あ、全感想ではないです。念のため。
【巻頭・サムライうさぎ特別編】
- 主人公は伍助と志乃の娘・宇田川ミツキ！
いきなり娘！
ということで意外や意外、サムうさ特別編の主人公は
ごっちんではなく、彼と志乃の娘・ミツキでした。
完結編の主人公にいきなり新キャラを持ってくるあたり、スゴい度胸です（笑）
物語は本編から15年後の世界。
身分制度やいろいろなしがらみが無くなり、文明開化がやや進んだ世界のようです。
こうなると、実際の歴史とはちょっと違うある種のファンタジー世界と解したほうが
いいのかもしれませんね。
そもそも、流人たちとの戦いからしてかなりファンタジーでしたけどｗ
しかし、ごっちんの戦いぶりが江戸の世相をすら変えてしまうとは…
いったいどんな死闘を繰り広げたのか、そこが気になりますねー。
- 感想
主人公がいきなり変わっちゃったりしてる特別編ですが、
下手に戦闘シーンを入れなかっただけ好感触です。
やっぱり福島先生は、はちゃめちゃバトルをやるよりは
こういうちょっとしたラブでコメってる漫画を描くほうが合ってますね。
ちょっと意外だったのが、あの清木がなんだかまともな方向に
更生しているらしいこと。
ホントに、ごっちんとの戦いでなにがあったんだ！？
ああ、気になる…
そこらへんは、コミックス補完を期待しましょうかね。
福島先生には、次の新連載で
学園恋愛ものなんかを描いてほしいですね。
ＷＪではウケ悪い気もするけど、それでも
彼の描く恋愛漫画はとっても見てみたいです。
- ところで、ミツキちゃんをはじめとして
今回の赤マルはかわいい女の子が多かったです。
詳しくはそれぞれの項にて…
しかし満足度が高かったなあ（笑）
【巻頭袋綴じ・ドキドキSUMMER BEACH】
- 感想
叶恭弘先生渾身のラブコメ！
ヒロインは↑の宝泉希望（ほうせん・のぞみ）ちゃん。
知的なクール少女です。
ページ数が少ないからこういう展開になったんだと思うんですが、
できれば数十ページ使って
ちゃんとしたラブコメ作品にしてもらいたかったですね。
希望ちゃんのキャラがいまいち掴みづらかったですし…
（きっと、希望ちゃんも小笠原くんのことを
ちょっと意識していたんだろうな、と推測する）。
叶先生の描く女の子は相変わらずかっわいいんですが、
キャラの内面をよく把握できなかったので、今回の赤マルヒロインランキングでは
他作品のヒロインたちには一歩譲る感じになってしまいました。
現在、
宇田川ミツキ＞宝泉希望
【She Saw Game】
- 感想
感想としては、「読切なら面白いかな」って感じですね。
もしこれが連載になって、本格的な野球漫画になっちゃうと
面白さは急速に失われていくと思います。
なぜかというと、この作品は
野球の面白さよりも主人公の特殊能力に主眼を置いているから。
野球漫画が人気を得て続いていくために必要なのは
「野球はここが面白い！ここがアツい！」というアピールです。
それは他のスポーツ漫画でも言えますが、
そこで読者の共感を得られると人気が出るわけです。
僕は野球たいして知らないですけど、それでも
『おお振り』を見ていて面白かったのは心理的な駆け引きがアツかったからです。
この読切は、読切としてはよくまとまっているものの
野球漫画としては特に見るべきところは無いように見えました。
「主人公が特殊能力でヒロインのピンチを救う」漫画としては面白いんですが…。
もし連載するのならば、野球にこだわらず
あらゆる女の子を登場させて、その娘を被写体にするために
主人公くんが特殊能力を駆使していろいろがんばる漫画にするといいと思う。
↑ヒロイン・高田塁ちゃん。
野球部のマネージャーになるために付けられたような名前だ（笑）
いちおう、学園でも指折りの美少女っていう扱いなんですが
言うほど可愛く見えなかったのが残念っちゃ残念かな。
現在、
宇田川ミツキ＞宝泉希望＞高田塁
【ひみつの二ノ宮くん】
- 感想
ものすごく好感の持てる作品でした！
優等生の皮をかぶって生きていかなきゃいけない二ノ宮くんが
「友達」のビリーを助けるためになりふりかまわず本性を現す、という
ただそれだけの点がとても気分良かったんですよ。
絵柄も、とにかくキャラの内面を表情に出そうという描き方が素敵です。
優等生バージョンの二ノ宮くんの表情がやたら硬いのが気になりましたが
猫かぶってるんだから表情が硬くなるのも当然かもしれませんね
（そこらへんも計算のうちだったらたいしたもんです）。
残念なことにこの作品にはヒロインが登場しないんですが、
物語の主軸が男同士の友情なので
この作品に限ってはヒロインは不要ですね。
【LITTLE BRAVE プカテリオス】
- 感想
暁月あきら先生は、ようやく
自分の本来の任務を思い出したようです。
先生のやるべきことは「うなっ！」じゃないんですよ…
コレなんですよ(*ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ！
いちおう、ストーリーとしては
大魔王の魂が入り込み、煩悩がたまるほど魔王化していく央太くんを
プカテリオス（通称プゥ）というちっちゃい勇者がなんとかする、というのが
骨子なんですが、煩悩をなんとかする過程で、
必然も脈絡もなくこういうシーンが出てくるのが
とっても頭悪くてサイコーだと思います（笑）
それだよ！それを待ってたんだよ暁月先生！
さてさて、ヒロインに注目。
今作のヒロイン、白雪姫香（しらゆき・ひめか）ちゃん。
性格としては、おっとりしていて少し天然入ってるタイプで
央太くんの体が魔王化しても手品だと思い込んじゃうような娘。
それにしてもかわいい…。
さすが暁月先生、女子の造形には非の打ち所がないぜ…！！
しかも↑の画像では央太視点では透視中という頭の悪さ！
Ｍ＆Ｙでなく、今作を連載していたらTo LOVEるの立場も危うかった…かも！？
今のＷＪにこれを連載するとTo LOVEるとケンカしてしまうので、
ＳＱに描くか、To LOVEる円満終了を待ってＷＪで連載始めるか、どっちかですね。
なんにせよ、松竹梅は暁月あきら先生の新連載を楽しみにしています！！
「うなっ！」は、要らないからね…？
現在、
白雪姫香≧宇田川ミツキ＞宝泉希望＞高田塁
【番外編・ダブルアーツ】
- スイひどいwww
キリはスイと３回付き合って別れたことがある、と本編で言ってましたが
今回の番外編はそれがどんな感じだったのか、という内容。
キリがエルーになかなかときめかないのは
100%スイが原因だと確信しました。
うん、そら女性不信にもなるわな（笑）
そういえば、スイがファランに負けて泣いた時
「泣くのを初めて見た」と言っていたような気がするのですが…
気のせいだったかな？？
※番外編感想はダブルアーツだけにします。
他のは特に思うトコ無かったです…To LOVEるでさえも…。
あ、でも犬が飼いたいなあとは思いました。以上！
【メタリカメタルカ】
- 感想
シルクちゃんがかわいくて仕方が無い！(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
この、ピノコというか、ミートくん的なポジションにいるこの助手のシルクちゃんが
ものすごくかわいくて…そればっかり見てました（笑）
そうそう、内容的にはムジカ（『RAVE』）をすごくしたような人ががんばるという内容でした（テキトー）。
少年漫画としてはうまくまとまっていたと思います。
ただ、連載したら20週くらいで終わってしまいそうなイメージです(ノ∀`)
とにかく、シルクちゃんがかわいいと、そういう漫画ですｗ
現在、
シルク＞白雪姫香≧宇田川ミツキ＞宝泉希望＞高田塁
【深山アン・ユーヂュアル】
- 感想
ルーランは、かわいいんだけど
不憫だなあ…っていうか
この漫画のテーマ自体が欝だ（笑）
この漫画は、人間と苦命（クーメイ）と呼ばれる獣人たちとの
絆や確執を描いた作品なんですが、苦命たちに対する人間の
感情や差別がなんともリアルというか…
子供同士のイジメから社会問題（苦命が不当に解雇されるなど）まで、
「実際に獣人がいたらきっとこうなる」という、真に迫るファンタジーになっております。
被差別者に関する問題を真正面から捉えるアプローチで描けば
この作品は連載に値するものであると思います。
ただの獣人バトルになっちゃうと、厳しいけど(ノ∀`)
ひとつ言えることは、ルーランはウチにくれば手厚く保護されたであろうということです(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
現在、
シルク＞白雪姫香≧宇田川ミツキ＞ルーラン≧宝泉希望＞高田塁
あんまり笑ってくれなかったので、ルーランはここらへん。
もっとにっこりしてくれればもっと上になったかも。
【宇宙外交販売員シャルメロ】
- 藍本松先生の新作！
『MUDDY』の藍本先生待望の新作です！
主人公が外交販売員という、尾玉なみえ先生の読切みたいな設定ですが
とても楽しく読めました。
ミオちゃんかわいい(*ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ
氷をポリポリ食べる様がなんとも愛らしいじゃあないですか！
あと、僕はこの「メルル目」（※）に弱いんですよ。
最近の漫画には少なくなったけど、このメルル目は失ってはいけない
貴重な表現だと思う。
※メルル目とは、『ダイの大冒険』に登場する占い師少女・メルルに代表される
白目部分が少ない黒目がちな瞳のこと（松竹梅が命名）。
『ぬ〜べ〜』のリツコ先生や『餓狼伝』の堤などがメルル目キャラである。
とにかくミオちゃんが可愛かったので、
後半の展開は積極的に無視することにします(｀･ω･´)
まあミオちゃん云々は置いといて、
バトルシーンを持ってくるのはどうかと思ったり…
外交販売員なんだから、自社の護身アイテムみたいなもので
解決してほしかったなあ。格闘しちゃヤだよ（笑）
現在、
シルク＞白雪姫香≧宇田川ミツキ≧ミオ＞ルーラン≧宝泉希望＞高田塁
【カラクリリンク】
- 感想
絵がうまいですねー！好感度高いです。
内容的にもとりたてて悪い点も無く、
すぐに連載を始めてもおかしくないレベルの出来でした(・∀・)
主役が男女のタッグで、カラクリ師とマリオネットという相互扶助の関係というのが特に良いです。
武装錬金やダブルアーツの影響で、この手の話には最近とんと弱くなっていますｗ
しいて言えば、なんだかものすごく『テガミバチ』的な雰囲気が漂っているのが気になりますが…
些細なことだと思います。
↑ククリちゃん。今回の赤マルの中でもトップクラスの可愛さ(*´∀`*)
「こころ機関」を搭載したマリオネット、とのことです。それなんてセイバーマリオネット
喋り方がとってもかわいい！オススメ！
最終ランキング
シルク≧ククリ＞白雪姫香≧宇田川ミツキ≧ミオ＞ルーラン≧宝泉希望＞高田塁
…今回の赤マル感想、「かわいい」しか言ってねえな…（笑）
今回はこの辺で。
アリーヴェ デルチ！（さよならだ）
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