ジャンプスクエアUvol.002感想 【一言近況】 21日に発売されたJSQUの感想です。 前回の感想でも思ったんですが、この増刊は 赤マルにまったく引けを取らないくらいレベルが高いですね。 いつぞやのGOGOジャンプとは大違いだな…(アレはひどかった…)。 では感想と参りましょう! 【ウルティモのポスター】【巻頭・くずよん番外編】
- とても美麗なポスターで思わず部屋に飾りそうになったのですが 一体いつ連載は始まるんだ…。 マンキン完全版の作業で忙しいんでしょうけど、早く見たいぜ!
【ギャグマンガ日和 特別編】
- 前々から思ってたんですが、この作者先生は グレンラガン大好きですよね(笑) 見たこと無いので、格好とか有名なセリフしか分からないんですけど。 ってか、増刊の巻頭に持ってくるほど人気あるのかな、この作品? なんとなく読んでるだけだから、あまり世間の評価が分からない。
【紅 番外編】
- 本誌でも増刊でも、 特にやる事を変えなくていいのがこの作品の強みですね。 他作品の番外編と比べても出色の出来でした。ギャグが本職だもんね(笑)
【貧乏神が!番外編】
- 紅の番外編は相変わらず、 ファン以外は気持ちいいくらい置いてけぼりな世界観だな! でも、さほどファンじゃないって人にも 銀子の魅力は伝わってるんじゃないだろうか。 僕はなんだか人気なさそーな夕乃さんを応援したいんだけど 本編でおっぱい披露した銀子にはやっぱりちょっと勝てる気がしないぜ。 しかし、せっかく番外編やるんだから 4ページくらいはやってほしかったな。
【テガミバチトリビュートマンガ】
- 初めて知ったんですけど、紅葉って意外とウブなんですね(笑) あれが素なのか演技なのかは分からないですけど、ますます可愛く思えてしまう。 そしてやっぱり紅葉にはセーラー服が似合う。
【放オケ番外編】
- 何も違和感無く読んでいたんですが、 これ浅田弘幸先生が描いてるわけじゃないんですね! 読み終わったときに気付いてちょっとビックリした。アシさんか何かなのかな?
【罪花罰 番外編】
- 奈央たんはかわいいなー。 ってか、いつも制服だから中1くらいだと思っていたぜ。小5だったのか…! 正直、成長した姿より小5姿のほうがかわいいです。 (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、 〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) 〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 め ロ こ ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) ! リ の 、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ コ `V::::::::::::::::::::、_γ `ヾ,_ < ン l::::::::::::::::::::::く( r,J三;ヾ )> く, 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= } ,=ニ `/l/!/⌒Y l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙::::::::::::::::::::::::::::::: 、m,.. ,ゞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【かおすキッチン 番外編】
- トマタンとキュリタンはちょっとときめいた。 柚子さんは擬人化の才能がけっこうありますね。 余談ですが、僕は関連性の無い…というか 「なぜそのビジュアルになるのか」が分からない擬人化があまり好きではないのです。 一目で元ネタ(この場合、トマトときゅうり)が分かるのはいいんですが そうじゃなくて、ただ可愛い女の子を描けばいいや〜みたいな擬人化は どうも好きになれません。 その意味で「安価でドラクエのモンスターを擬人化する」(ワラノート)は すごくセンスがあって好きです。
【HONEY】(池田ミサ子)
- この作品は「とりあえずビーフネスさんとスケベなやつらを描いておけば外さない」という 法則を打ち立てることが出来たのが強みですね。 SQの創刊当初は罪花罰のほうが好きだったんですが、 いつの間にかかおすキッチンのほうが大好きになってきてるからなあ (罪花罰は最初インパクト強かっただけにだんだん右肩下がりになってきてる印象なのに対し かおすキッチンは徐々に面白さと人気を固めてきている感じです)。
【おいで5号室食堂へ】(森繁拓真)
- 感想 『鶏』『彼女を海に帰さなきゃ』と、読切で人気を博している 池田ミサ子先生の最新作です。 今回のJSQUは前にもまして作画能力の高い作家さんが集合しているのですが、 池田ミサ子先生はその筆頭というか、相変わらずとても新人とは思えない画力ですね。 ただ、個人的には『彼女を海に帰さなきゃ』の時の絵が好きだったかなぁ。 しかしこれはおそらく今回は明治〜大正あたりの時代設定だったから それっぽい絵柄にしたんでしょうね。 作品の雰囲気に合わせて絵柄を変えられる、っていうのは 絵描きとして大きな強みだと思います。 早く何かしらの連載を読みたいなー。 というか、この作品はもしかして連載を視野に入れたものなのかもしれません。 なぜって、八之介を剣恐怖症にした本物の青鬼の伏線がばっちり残っているから…ですね。 これを第一話(零話?)にして、人気が取れたら連載しようとしてるのかも。 けど個人的に、バトルよりも女の子を可愛らしく前面に持ってきてほしいので できたら他のジャンルでの連載を望みます。
【ミウ&リシェ 〜陽のあたらないピラミッド〜】(中島諭宇樹)
- 感想 チャンピオンで『アイホシモドキ』を描いていた人ですね。 ちらっと読んだことあるような気がします(それくらいの記憶しかない)。 んで感想なんですが、先ほども述べたとおり この雑誌には新人かどうかは問わずとかく画力の高い作家さんが揃っています。 その中で、森繁先生は連載経験者であるにも関わらず ちょっと画力低いんじゃないかなあ…(´・ω・`)? 特に、美麗なイラストを描く池田先生のあとに読むと 少しずっこけてしまうような印象を受けます。線が少ないというか…。 まあ絵は置いといて、内容なんですが これも何だか連載を視野に入れてる作品のような気が…。 というのも、せっかく主人公が料理の腕を奮ったのに それを兄貴の仕業ということにして、誰一人それを疑わないあたりが なんだか読切らしくないなあ…と思うのです。 つまり連載になった場合、「実は料理を作っていたのは弟だった!」と バレる展開を用意しているんじゃないかな〜と。 しかし、連載になるんでしょうかコレ? 僕の中ではイマイチな印象が拭えなかったです。 もうちっと画力が高ければ…そこが一番の残念ポイントですね。 せっかくの料理マンガなのに、ワンピやトリコと違って 「オレも喰いてぇ〜!」となるような食事シーンじゃなかったのがつらい。 やっぱり料理マンガはそこが肝だと思うのですよ。
【非弓道Z】(夕樹和史)
- 感想 中島先生の作品は『クォンタム・ツイン』以来ですね。 最近よく読切描いてますけど、復活も近いのかな? そして今回の作品なんですが、 これ是非とも連載してほしいッ! と、声を大にして言いたいくらい良かったです。 中島先生の作品って少年っぽいもの(少年を主役としたもの)が多かったんですが 今作最大のポイントは獣耳姉妹のトレジャーハンティングコメディってトコですよね。 少年なんて一切出てこないところが潔くってとっても良いです! 獣耳姉妹のミウ&リシェが可愛いんだ〜これが! 向かって右側がミウ。 剣士、獣耳、ショートボブ、ボクっ娘、貧乳属性、妹(しっかり者)属性。 向かって左側がリシェ。 魔法使い、獣耳、ストレートロング、運動音痴、巨乳属性、(頼りない)姉属性、大食いっ娘。 メガネとロリ成分以外は大体入ってるじゃないか!素晴らしい…!! 中島先生は今後もこの路線で行くといいと思います(`・ω・´)キリッ 内容も、ノリが良く最後までテンポよく読める作品で 楽しく読めました。 それでいながら、笑顔で「ありがとう」と書かれた石を投げてよこした直後に 砂と化したミイラにはちょっとグッと来てしまいました。せつねぇ。 ものすごくさりげない、何気ないシーンなんですが こういうところに中島先生の才能の片鱗が垣間見えます。 これはぜひSQで連載して欲しいなー。 最後に、 ミウとじいちゃんの話をよそに、 ケーキをもりもり食べるリシェがものすごく可愛かったです! 美味しそうに食べる女の子って、いいよね!
【少年少女幻想怪奇譚】(土屋彼某)
- 感想 えっと、まずこの夕樹和史先生という方なんですが どうも前々からちょいちょい読切描いてたらしいんですよ。 僕はまったく覚えてなかったんですが、調べたところ
…と描いてきているのが分かりました。 他にもあるかもしれないし、もしかしたら 夕樹和史名義で調べたので別名義で描いてるかもしれないです。 要は、あまり有名じゃない=読切があまり人気を博してないんですよ。 んで今回の『非弓道Z』なんですが 僕はなかなか良かったんじゃないかと感じています。 女の子も可愛いしね!(僕の判断基準はすべてそこに帰着します) 内容的にも、あまり真面目な弓道漫画ではなく 「ああ、これはコメディなんだ」と読んでパッと分かる作りなので 肩肘張らずに楽しめる作品となっております。 まあ、カニが喋ってる時点でシリアスな作品ではないです(笑)
- 赤マルジャンプ2001SUMMER『福楽木町怪盗奇話』
- 赤マルジャンプ2002SPRING『泥棒ネコライフ』
- WJ(2005)16号『RARE GENE 4』
- 赤マルジャンプ2005SUMMER『妖怪学校オルフェノライフ』
【夕影幽恋】(佐々木ミノル)
- 感想 悪かないけど良くもない、なんとも言いがたい作品でした(;´∀`) 一番「??」と思ったのは、あの天狗の末路です。 天狗の面をかぶった人は教師に追いかけられていたくらいなんだから 普通の人間なんですよね?妖怪とかではなく。 それをヒロインがボンッとかやって消滅させちゃうっていうのは ちょっとまずいんじゃないかな? 確かにあの天狗面の人はヒロイン(怪異)を抹消しようとしていたわけだけど、 それは主人公くんを助けたい一心であって(そうしなきゃ主人公は怪異と成り果てていたわけだし) 悪者ではないはずなんだけど、それを跡形もなく葬り去るってのは 後味、悪くね…?? そこは気絶させておけばいいじゃないか(´・ω・`)死罪には値しないだろうに…。 彼がやった悪事って、学校敷地内への不法侵入と七支刀の窃盗だけだよ。 絵はわりとうまいだけに、どうにもそこが納得行かなかったのが残念ですね。 あと、「知名度の有無こそが怪異の力量を決定する」という設定は まんまFateだなあとか思った。
【KOBAN】(石川ちか)
- 感想 2作続けての怪奇譚(しかもどちらも主人公とヒロイン霊の恋バナ)ですが、 こちらはとても読後感爽やかで、心が温まる話でした… と、比較するのは↑の作品に申し訳ないんだけど 本当にこっちはすごく良かったんだ。 絵柄も好みだしね(*´∀`*) ストーリーは、主人公が成仏できないでいるヒロイン幽霊の未練を なんとかして解消してあげる、というある種オーソドックスなもので 『北陸幽霊小話』(※)を思い出しました (※和月先生の投稿作。ホップステップ賞セレクションの6巻に収録。 全然関係ないけど、こういう○○賞の受賞作を集めた作品集って もう発刊してくれないのだろうか。 受賞作は増刊とかで載っちゃうから、わざわざ作品集を出したりはしないのかな?)。 令ちゃんが自分の未練が何だったのか忘れちゃってたところと ラストで主人公がいきなり錫杖を取り出したところは微妙な印象だった (前者:普通そういうのは覚えてるだろうw 後者:そんなでっかい棒状のものどこにしまってたん?(笑)という理由)けど 全体的には優しい雰囲気に包まれたよいお話でした。
【Dr.るっる】(前田理想)
- 感想 最初は「なんじゃこりゃ」と思ったんですが 意外に安定したギャグでなかなかよかったです。 爆笑ってほどではないけれど、ところどころクスッと笑えたのでよし! んで、ちょっと話は逸れるんですが…。 最近WJでたまに載る代原(突発的な休載があった時に急遽代わりに入れる短編原稿のことね)とか、 時々見る「なんでこれが掲載されたんだろう…」って感じのギャグ漫画って なぜか「汚らしい絵柄」が多いんじゃないですか。 うまく文章では説明できないんだけど、後にある『青春ロクデナシ図鑑』をもっと酷くしたような キャラの目が死んでて見ててイラッとするような絵柄をよく見かけるんですが、 そういうのってたいていつまらないんですよね。 それに対してこの『KOBAN』って作品は絵も愛嬌があって可愛いし ギャグも下ネタや最近はやりの不条理系に走ることなく それなのに安定した面白さを保っていて良作と呼べる仕上がりになっています。 たぶん、先述した「汚らしい絵柄」のギャグ漫画は 鼻水とかうんことかが出てきても違和感の無いその絵柄だけで「つかみはOK!」って 思ってるんだろうけど、それは読者にとっては ただ不快なだけでしかないことにそろそろ気付いて欲しいんだよなあ (ここは「何を面白いと感じるか」の感覚の相違があるのかもしれないけど)。 この『KOBAN』を描いた石川ちか先生のように、 絵柄は親しみやすく、下ネタに走らず、暴力系やグロ系、不条理系でないのに ちゃんと笑えるギャグ作品っていうのを描ける人が増えてくるといいなあ。 っつーか、この感想、ベタ誉めだよね(笑)
【青春ロクデナシ図鑑】(伊藤直晃)
- 感想 仮に、僕がこの主人公くんの立場だったら 「カワイイからって何もかも許されると思ってんじゃねーぞ!」と 一発くらいブン殴ってると思いますw るっるは、可愛いんだけど、正直イラッとくるんだ。 ぶっちゃけ、冒頭の宇宙船の故障もコイツが原因だったんじゃないかとさえ思うよ。 ってかナースつぁまとさんとやらは死んじゃったの?これ? るっるがとっとと脱出ポッド射出ボタンを押してれば死ななかったんじゃないのかなあ…。 ナースつぁまとは生き残っているという設定であってほしい。 それだけが、この作品に対しての唯一の望みです。
【魔砲使い黒姫】
- 感想 『KOBAN』のところで引き合いに出してしまって申し訳なかったんですが、 絵柄はあまり好きではないけれどギャグ自体はそれなりに良かったです。 ただ、爆弾処理のスペシャリストの彼は、合コンの爆弾処理のシーンがすごいカッコよかったのに ラストで「ただ気に入ってる娘をお持ち帰りしてるだけ」って明かしちゃったのが残念だったな。 それだと彼には「爆弾処理をしている」という自覚がないわけじゃん? そこは、ホントは可愛い娘を口説き落としたいのをガマンして プロ根性でトドを担当しているのが職人気質なわけであって、 フツーに気に入ってたという話になるとオチだったのがオチじゃなくなっちゃうのよ。 あそこはちょっち残念でした。 あと、ゴリラはちょっとクロマティ高校の影響受けすぎじゃないかな。 読んでる僕がすぐ連想しちゃうのがいけないだけかもだけど。
【小さな天使のための夜想曲】(輝田詠)
- えっと、既刊を読んだことないので分からないです(笑) っつか増刊は基本的に番外編と読切のみにすべきじゃね?
【きつねとカクレンボ】(菊田タクミ)
- 感想 特に強い印象は受けなかったんですが、 よくまとまってていい作品だと思います。 ちょっと絵柄が硬いかな? 甲斐谷忍先生と池田晃久先生を足して2で割ったような絵ですね。 何か、魅力的な輝田先生だけの武器を身に付けたらもっとスゴい作家さんになりそうです。
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- 感想 よくあるトリックなのに、 種明かしされるまでそうと気付かなかったのでビックリしました(ノ∀`) ずっと「るびは何を考えてるんだろう…!?」とか思ってドキドキしちゃってたよ(笑) いかんいかん、掌の上で踊ってしまったw ところで、なんだか独特の絵柄ですね。 この路線のまま、もうちょっと洗練されるといいかも? 余談ですが、なんだか最近獣耳っ娘の話をよく見る気がします。 中島先生のもそうだったし、流行ってるのかな?