ジャンプスクエア 2009年4月号感想
【一言近況】
村上かつら先生の『ラッキー』を読みました。
話には聞いていましたが、やっぱり泣いてしまいました。
くそう、悔しい。でも泣ける(つД`)
ではジャンプスクエア感想と参りましょう!
【新連載・新テニスの王子様】
- 許斐剛先生が戻ってきた!
問.駅のホームで、乗ろうとした電車が今にも発車しそうなとき
あなたならどうしますか?
- 駆け込み乗車は危ないので、諦めて次の電車を待つ
- どうしても乗りたいのでダッシュで乗り込む
- ツイストサーブで駅員のホイッスルを叩き落し、
閉じるドアにラケットをはさみ、その下をスライディングで潜り抜ける
冒頭のこのシーンから、
「嗚呼、許斐先生は許斐先生のままなのだ!」と知りました。
お帰り、許斐先生!
SQでの連載だから「お帰り」はおかしいかもしれないけど(笑)
- 「おい見ろよアイツ…!?本当に中学生かよ」
真田www
やっぱり作中でも真田はフケ顔という扱いなんですね。
- 菊丸は別に缶倒しをやったわけではない件。
空中で足で缶をキャッチしただけでこんなに驚愕していたら
分身見たら失禁するんじゃねーの、このセンパイたち。
ただ、このセンパイたちはただ門を閉めにきただけの「ザコ中のザコ」なので
青学の超人たちがあんまりいじめちゃっても可哀想な気もします。
間違っても、直接対決なんてしなくてよかったです。
「オレらがお前ら中坊どもの実力を見てやるよ!」なんて死亡フラグですよ(笑)
- テニスボール:選抜生=250:296
「たった46人落とすだけなんて手ぬるいんじゃないか?」と思ったんですが
一人で複数個取るのもアリなんですね。
2回目のハンター試験に臨んだキルアを思い出しました
(特に金太郎と跡部さまはひどいw跡部は樺地に集めてきてもらった可能性大だけど)。
きっと、ボールを取れなかった2軍高校生たちは退場なんだろうけど、まあしょうがないか。
新連載第1回目だというのに、冒頭から「テニプリだー!」という感じがビシバシ伝わってきて
とっても良かったです(*´∀`*)
次回はさっそく試合があるみたいですし、楽しみだなあ。
【貧乏神が!】
- 龍胆はいい奴だなあー。
男以上に男前でありながらコイバナを恥ずかしがる女っぽさも兼ね備えている…と
なかなかクオリティの高い女子であります。
今回でずいぶん株を上げました。
- この作品は毎回何気にパロを織り交ぜてくるんですが
「他誌(WJ以外)のでもいいんだ!」というのと「えっ、そのキャラ!?」というので
コナンとミス・メリークリスマスには笑ったw
- 目次コメントにもあるように、今回はちょっとシリアスめな話であるようです。
市子の過去が明かされる?
【読切・血界戦線】
- 3号連続の読切シリーズもこれにて閉幕!
良くも悪くも「内藤先生らしさ」を味わうことが出来たので
僕としては満足でした。作品の質も高かったですしね。
ただ、主人公(?)であるクラウスさんがほとんど活躍しなかったなー。
ただ「集英社っぽくはないな」という感じもします。
ガンガンとか、あっち方面のニオイはしますね。
もちろん、まだ「SQらしさ」というのが確立されてはいないので
もしSQで連載するというのなら大歓迎です!
これくらい中二病な作品がひとつやふたつあってもいいと思うんだ。
【ウルティモ】
- ウルティモの可愛さは異常
くそう、何なんだこの可愛らしさは…!
メラズッキューンって感じで可愛らしすぎますね、ウルティモは…!
毎回こんな可愛かったら身がもたんぜ。いや、心がもたない。
- 覚醒したウルティモ
大和が硝子ケースに顔を近づけた瞬間、ウルティモが覚醒し
9世紀前にウルティモが大和の「小姓」であったことが判明しました
(小姓とは「昔、身分の高い人の身近に仕え雑用をつとめた少年」のことですが
wikiを読むとやっぱりソッチのお世話もしていたんだと分かります)。
っていうか「愛の契り」とか…
12世紀の大和とウルティモの間には一体何があったというんだ!(*´д`*)ハァハァ
関係ないけど、頬を赤らめるルネの可愛さも
これはこれでなかなか良かった。
この漫画は僕の中の何かを目覚めさせようとしている…!
- バイス登場
この作品の時系列としては
連載第1回(12世紀、京都の話)
↓
読切(現代、ウルティモとバイス交戦、
バイス片腕を失いウルティモが拾われる)
↓
連載第2回(今回)
だと思うんですが、バイスの腕は治ってますね?
たぶん、機巧童子にとって重要な「主」を得たおかげで
高い再生能力を発揮できた…ってことなんでしょう。
バイスの主とはいったい?
ってか、こんだけ唯我独尊なバイスが仕えようと誓った相手ってどんなん?
もしかして、シックスみたいなとんでもない奴だったりするんだろうか(笑)
世界的に有名なテロリストや革命家とか…ありうるかも。
大穴で、ルネか狭山さんだな。
- 機巧童子の発動機関「霊(たま)」
「亀」が「たま」にすれすれで「たま」がイったら…とか
バイスは何を言ってるんだ…
と思った僕はわりと末期かもしれない
(というか、読切時のバイスの必殺技「亀頭刃」からして何かおかしい)。
しかしもうウルティモが壊れてしまった…
大和の「愛の契り」で治るんだろうか?
次のジャンプSQは18禁になっちゃうんじゃないか?
もしくは書店のBLコーナー行きだな。
- そういえば、骨董屋のじいさんは
普通にウルティモを商品扱いしてましたね(笑)
うーん、商人(あきんど)だw
【くずよん】
- 今月はテンションたけーなw
全編通して笑わせてもらいました。
【ロザバン】
- くるむの泣き顔
僕は何回かこの漫画を「表情の硬い漫画」と評しているのですが
今回のくるむの泣き顔には正直ドキッとしてしまった。
こんな表情も描けるんじゃないか!これだよ、これ!
この作品をだいぶ見直したと同時に
くるむのことがかなり好きになりました。
それでも一番好きなのは猫目先生だけどな!
【ギャグ日和】
- 家を全焼させられてICUにも送られているのに
それでも彦太くんを助けるために背中を犠牲にしたボス夫くんは
漢の中の漢だと思いました。
それに比べて彦太くんは…とんだ下衆だね!
あと、最後のほうで1コマだけ描かれてたけど
プペポくんのあの頭部はやっぱり脳がうっすら見える仕様になってるんですね。
キモイぜー、あれはキモイ。
【アイレボ】
- 真崎が女の子らしくなっただけで
この漫画は読む価値が3倍増しになった気がします。
今までも面白かったけど、やっぱりヒロイン格は可愛いほうがいいよ(*´∀`*)
フィギュア向きの姿勢を作ることが女らしさにつながる、っていうのは面白いですね。
ただ、このままだと真崎はカオルくんよりも
太郎コーチとくっつきそうな気もしてきた。
【ラクスティ】
- ラスト2ページくらいで泣きそうになってしまった(つД`)
ずっと両親から勘当同然の扱いを受けてきたのに
子供が生まれるという人生最良の日に
両親が来てくれて夫(同然の彼氏)と和解し、
ともに新しい命の誕生を祝ってくれる…
いかんなー、こういうストーリーには弱いのよ!
【紅】
- 第一巻エピソード終了
オリジナル展開で始まって僕を「( ゚д゚)???」という状態にさせた漫画版『紅』も
無事に原作第一巻エピソードを終了するに至りました。
普通にこうやって始めればよかったんじゃないか、と思わなくもないですが
そこらへんには何かしらの事情があったんだと思うことにします。
漫画版はここで終わりではないようです。
すると、原作第二巻のエピソードもやるんだろうか?
それともオリジナルのエピソードを何話かやって終わり?
個人的には、ムリに原作第二巻をやらなくてもいいような気はします(切彦は見たいが)。
とりあえず、原作第一巻のエピソードさえきちんとやれれば
漫画版の役目は果たしたと思うんですよね。
あとはオリジナルでもいいんじゃないかなあ。
【エンバーミング】
- KISS魔警報…発令中!
統率にKissされて照れてしまうリリィがかわいいです。
この娘、どのあたりが「人格が壊れている」んでしょうか…。
まあ、エルムだってあれで生前の人格とはまったく変わってしまっているんだから
「壊れている」というよりも「別人格になっている」と考えたほうがいいのでしょうね。
- リッパー=ホッパーは宇水並の異常聴覚の持ち主なのかも?
こいつはクレイジーかマッドかでいうとマッドキャラっぽいですが
それでも黒笠刃衛よりは魅力を感じないなあ。
まだよくキャラが分からないのでなんとも言えませんが…。
- あー、ここで「黒い瞳のエーデル」が出てくるのかー。
別に登場予定キャラだとは思ってなかっただけにちょっと驚きました。
【罪花罰】
- ぶんぶくのエピソードでちょっとグッときてしまった。
今月のSQは僕を泣かしにかかっているのか…!?
【幻覚ピカソ】
- 「私は嫌なの、自分もあの子たちと同じ女であることが…
だから好きなキャラが女と絡むのも嫌…だって恋する女の子は汚いものだから」
「男の子のこととか…キ…キスとかだって興味あるよ。
でも でもそんな自分も汚いって思っちゃうの!
男の子同士なら汚くない!だって女の子がいないから、そこはきれいな空間なの!」
このサイトでも腐女子論議は何回か起こっていますが、
その影響もあってか今回のこのセリフはなかなか考えさせられるものでした。
恋愛とは関係ないですが、僕もバイト→社会人と女性に接する機会が多い環境にいたので
「女の子がきれいな生き物じゃない」ということは知っています。
正確にいうと「男と同じように清濁併せ持っている」んですよね。当然ですけど(笑)
ただ、そのどうしてもその汚い部分が我慢ならないっていう人もいるわけで
もしかしたら実際の801ちゃんたちの中にも
今回の琴音ちゃんみたいな思いを持っている人もいるかもしれません。
【屍鬼】
- 郁美さんがいい味出しすぎ(笑)
フジリューがノリノリで描いているのが分かりますw
- 兼正の、おかっぱそばかすの使用人さんに強く興味があります。
この人、今回の扉絵で着物着てる方ですよね?
うーん、気になる。この人は気になるぜ!
- 本編とは関係ないハナシなんですが、
屍鬼のコミックスってもう4巻出てるんです。
これはたぶんSQのコミックスでも今のところ最多だと思う
(はっきり確認はしてない)んですが
創刊号から連載しているエンバーミングはまだ1巻しか出てないんですよね。
ちなみに屍鬼の連載は創刊第2号から。
確かにエンバーミングは休載したりいやにページ数が少なかったりしてるけど
それでもここまで発刊数に違いが出るものなのだろうか?
と素人は疑問を投げかけてみる。
【放オケ】
- 桑野はとにかく「高みを目指していない者・団体が評価される」ことが
納得行かないんでしょうね。
今回で言うなら、なあなあで吹奏楽をやってるとしか思えない平音部長率いるチヨコー吹奏楽部が
月川監督から気にかけられてるのが気に喰わない…といった感じでしょうか。
平音らを誘った意図は「チヨコーとは格の違う賢洋の実力を見せつける」といったところ?
それをして何になる、という気もしますが…別の狙いもあるのでしょうか。
- 月川の目指しているものは「空間や観客、そのすべてを支配する音」だそうです。
そして、彼が気にかける天野の音はまさにその「支配者の鐘」とのこと。
天野の音を聴いた月川がどう感じるのか、楽しみですね。
まさか賢洋に転校する、とか言い出さないよな…。
【まつスペ】
- あ…あれ…?
グラサンの人がガチンコって言ってたから
僕はアングラなルール無用の闘技場みたいなのを想像してたんですけど…
なぁんだ、単なる金持ちの賭けプロレス(八百長)ってことだったのか(´・ω・`)
せっかく神尾先生を見直すことができるかと思っていたんですが
めちゃくちゃ肩透かしを喰った気分です('A`)
パイプ椅子攻撃が超汚い反則技扱いなのにも、僕と神尾先生との感覚のギャップがあります。
板垣作品に影響されすぎなのかもしれないけど(笑)
板垣先生の作品では、パイプ椅子攻撃は「派手に暴れて観客を喜ばせる目的だけで
喰らってる当人はぜんぜん痛くない、ただの演出」なんですよね。
そりゃ素人が椅子で殴られたら痛いだろうけど、プロレスラーはなあ…。
無理な願いだとは分かっていたけど、
神尾先生にはもうちょっとはっちゃけて欲しかったです。
ここはお上品な少女漫画誌じゃない、バーリトゥードなジャンプSQなんだからさ!
【現代魔法】
- 行間を読むスキル
本編とはまったく関係ないんですが、
『あずまんが大王』に「行間」っていうタイトルの4コマがあるんですよ(2巻に収録)。
僕は最初、この話を読んだ時にさっぱり意味が分からなかったのですが
wikiを読んで初めて意味を知りました(今は載ってないようですが、
こちらに「行間」の意味が載ってます)。
端的に言うと、
「雑誌掲載時には名無しキャラだったよみにこの回から名前が付けられ、キャラ紹介とともに
『今までの話の合間(つまり「行間」)でもよみはちゃんと名前を呼ばれていたんですよ』と
いうことを表した4コマ」とのこと。
そりゃ、コミックス派にはわからねーよなー。
【かおすキッチン】
- 今回は大爆笑してしまいましたw
この70〜80年代風なノリ、今見るとキモくてしょうがないですね(ノ∀`)
すげーバカ、ホントバカ(笑)
本編では、2人がかおすキッチン引退の危機に晒されているようですね。
何だかんだで引退はしないんだろうけど、
こうやって2話またぎになるのは初めてなので楽しみです。
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