ジャンプスクエア 2010年10月号感想 【一言近況】 右眼はだいぶ良くなってきました。 ではSQ感想です〜。 【新連載・曇天・プリズム・ソーラーカー】【To LOVEるダークネス予告】
- ソーラーカーを題材にした新連載です。 主人公・金田翔太は鉄工所に勤める若人。 小学生の頃に自動車事故で父親を亡くし、以来かなりの苦労を重ねつつ 大学進学を夢見て日々就労とアルバイトに励む毎日を送っています。 そんなある日、東洋工科大学の学生たちが古いソーラーカーを翔太が住む倉庫に運び入れてきました。 翔太の面倒を見てくれている叔父さんの話によると、 「学生の知らない溶接や製造の技術を学生たちに教えてやって欲しい」とのこと。 その裏には、鉄工所の抱える不景気事情があるそうで… 世話になっている手前、しぶしぶ従わざるを得ない翔太。 しかし翔太には、学生たちのやっていることが「お遊びでやってるママゴト」にしか思えず、 ソーラーカー制作に活き活きとしている彼らを見ても怒りや嫉妬の感情しか出てきません。 思わず、その感情を彼らにぶつけてしまった翔太… 技術指導どころか、そもそも折り合いをつけてやっていくことさえできそうにありません。 果たして翔太は彼らとどのように向き合っていくのでしょうか? …というのが第1話の大まかなあらすじ。 主人公の翔太がソーラーカー制作どころか、その学生たちに対しても非常に否定的なので 彼がどんな形で関わっていくのかさえぜんぜん分からないですね。 今の感じだと将来的には、なんとか学生たちと和解した翔太が 技師としてソーラーカー制作に関わる…くらいしか想像できませんが…。 新連載の予告を見たときは、男(翔太)がドライバーなのかな〜とか思っていたんですが もしかしたら潤子がドライバーで、メンテナンス云々をするのが翔太なのかもしれませんね。 そもそも車が嫌いな翔太がソーラーカーとはいえ運転できるのかも疑問ですし (まず普通免許を持ってないと思われる)。 果たしてどういう方向に物語が進むのか、楽しみです。 また、翔太の父親が無くなった原因であるところの自動車事故、 相手側の娘さんはこれきっと潤子ですよね? ここらへんもストーリーに関わってくるんだろうなあ。
- ところで、これで村田先生までSQに来てしまったわけですが SQおよびSQ19にお引越ししてくる元WJ作家が後を絶ちませんね。 現在、SQには…
SQ19には、
- 和月伸宏先生『エンバーミング』(WJるろ剣、武装錬金など)
- 武井宏之先生『機巧童子ULTIMO』(WJ仏ゾーン、マンキン、ユンボルなど)
- 藤崎竜先生『屍鬼』(WJPSYCHO+、封神演義など)
- 星野桂先生『Dグレ』(WJ同作品)
- 許斐剛先生『新テニスの王子様』(WJCOOL、テニプリ)
- かずはじめ先生『Luck Stealer』(WJマインドアサシン、梧桐勢十郎など)
- 村田雄介先生『曇天・プリズム・ソーラーカー』(WJアイシールド21)
- 矢吹健太朗先生『To LOVEるダークネス』(WJ邪馬台幻想記、To LOVEるなど)
- 天野洋一先生『エグザムライ』(WJOVER TIME、AKABOSHI)
…とまあ、こんな感じですかね。 なんか、どんどんWJ生え抜きの作家がよそに移っていって WJ本誌がいちばんスカスカになってしまうんじゃないか、なんて心配もしてしまいます。
- 矢吹健太朗先生『迷い猫オーバーラン!』(WJ上記参照)
- 内水融先生『アグリッパ』(WJカイン、アスクレピオスなど)
- 尾玉なみえ先生『モテ虫王者 カブトキング』(WJ純情パイン、少年エスパーねじめなど)
- 河下水希先生『(G)えでぃしょん』(WJいちご100%、初恋限定。など)
- 中島諭宇樹先生『ひまスペ兎!』(WJ切法師など)
【青エク】
- SQで再連載されることは分かっていたわけですが、 こうやって改めてカラーページで予告を見ると、 ,,. -──‐- 、,, `ヽ 、,,,`く/ _) / r、 `ヽ、 `> `ノ / //i_,∠ ヽ. 、 ヽ / / ./ r' '"、,,!/ ヽ|ヽi, ゙i / / .! ! 二ニ> ,,二 !. !/ ,/. ┏┓ ┏━━┓ ┏━┓ i ! ,,__ "<, | | / / ┏┛┗┓┃┏┓┃ ┃ ┃ .!. | /  ゙゙̄''''i. i | ./ /' ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━━━┓┃ ┃ i i .i i ノ .レ' / ┏┛┗┓┃┏┓┃┃ ┃┃ ┃ i i iヽ,, !, / ィ' .i. \. ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━━━┛┗━┛ ─-┴┤ .ト''"`''`ー-┬"イ i .i \ ┃┃ ┃┃ ┏━┓ !i、. i `ヽ,,, ,,r"'i レ , i \ ┗┛ ┗┛ ┗━┛ ──-i,. i ヽi,. i i/./!/ ┏┓ ┏━━┓ ....‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 ┏┓┏┓ ┏┛┗┓┃┏┓┃ / /" `ヽ ヽ \ .┃┃┃┃ ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━//, '/ ヽハ 、 ヽ━━┓┃┃┃┃ ┏┛┗┓┃┏┓┃┃ 〃..{_{\ /リ| l │ i|. ┃┃┃┃┃ ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━レ!小l● ● 从 |、i|━━┛┗┛┗┛ ┃┃ ┃┃ ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ┏┓┏┓ ┗┛ ┗┛./⌒ヽ...|ヘ ゝ._) j /⌒i ! ┗┛┗┛ \ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ | `ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | .' : : :/ : /: : : : : : / v : : : : l : |斗-: : ヽ: : : : ヘ ┏┓ ┏━━┓ |: : :/ : /| : : :― x ∨: : :∧ | ∨: : :ハ: : : : :ハ. ┏━┓ ┏┛┗┓┃┏┓┃ |: :/ : /: | : : : : / ` |: : :/ j/- ∨: : :l: : : : : :| ┃ ┃ ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━r┴、/:ヽ| : : : / |: :/ 示旡アV : :|: :|ヽ: : |━━━┓┃ ┃ ┏┛┗┓┃┏┓┃┃ | | : :│: : /|. | / ト::爿/ ハ: :|: :| ',: :| ┃┃ ┃ ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'vーく ,x┤: / :|三≧x j/ 込;リ { : | ∧ | ∨━━━┛┗━┛ ┃┃ ┃┃ / ヽ. | /: :│ ,/ ' .:・} : |/ i/ ┏━┓ ┗┛ ┗┛. | /⌒}:Y : :ヘ:.:.:. ー'ーr' /: : |. ┗━┛ { /´}_ム: : :≧r 、 .. _ ー ' .. </: : : | r ―――――-- 、 ,ィ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽヽ、 //__, ィ―――、――、 \ヽ、 ∠_/´7 : : : : ィ´ : : : : : : :ハ`ヽ、 \ \ / : : / : : / : : // : : /: :! :ヽ :\ ヽ \ /: : //: : / : : /: :/: : : ノ: : |: : !ヽ: : ヽ ヽ ヽ /: : : /: : /: :/: : /: : /: :i ∧: : :|: :ヽ! } /\ヽ ! i : : !: :/: :/: : /: : /ィ: : /: : ヽ: :!: : : ! Y_ ヽヽ ┏┓ ┏━━┓ ! i : : !: :/: :/: : /: : /ィ: : /: : ヽ: :!: : : ! Y_ ヽヽ ┏┓┏┓ ┏┛┗┓┃┏┓┃ .!: :| : : !/、_/_/ _ィ//: : /∧: : : : !: : : : } | `ヽ、 ヽ! ┃┃┃┃ ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━━ ! ハ: : |./> ̄/ ノ :入〈 !: : : : l: : : :! /!━━`ヽ! ━━┓┃┃┃┃ ┏┛┗┓┃┏┓┃┃ |〉、ヽ ! ゙ミミ三、 // `〈__! : : /: : : :イ: :!. ┃┃┃┃┃ ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━━ | 「ヽ!`ゝ::: ミ、、_ 〉へ : : :ノ :|: :|━━━━━━┛┗┛┗┛ ┃┃ ┃┃ | | ヽヽ :::: l ::: `゙゙=ミ/: :/:/ /: ! : ! ┏┓┏┓ ┗┛ ┗┛ | | ヽ \ !ーァ ::: /:// /: : |: :| ┗┛┗┛ ! .\ \ `´ ,イ⌒ア^〉 /| : : !: :! /| }-、,-、__}>r-ァ´ ̄ / / /: :! : : |: :! /: ! >-、_ 7―、`/ ノ /: : :! : : ヽ:| / : : / /\ /==Y〈`-"⌒ヽ< / : : : |: : : : :ヽ という感じでしょうか! ワシは…ワシは嬉しいよ、矢吹先生…! ところで、この予告を見ると スピンオフということなので、主役はヤミとモモ(だよねこれ?)ということになるのでしょうか。 ここまでモモが出ずっぱりだと、双子の片割れであるナナの立場がないというか…(笑) ヤミが出るなら当然のごとく美柑も出るでしょうから、そこらへんも楽しみです。 タイトルの『ダークネス』も気になりますね。 そのままの意味だとまるでヤミが主人公のような気もしますが、 そうなるとヤミと並び立っているモモが不思議な感じです。 ヤミの隣に立つのは、普通に考えれば美柑なのでは? モモがこんなに前面に出てるのに、ナナはどうした? …などなど、いろいろと疑問点も出てきますが とにかく来月発売のSQを楽しみにしておきましょう!ということですな。 なにげに、かおすキッチンの服部先生の読切も気になりますw
【屍鬼】
- 宝生家の人(蛇の娘さん)たち、いいわぁ…(´∀`) 志摩さん家の次男坊は「ヘビ顔のドブス共ォ!」なんて言ってますが、 こういう感じのちょっと人外っぽい美人に最近心惹かれつつあります (人外っぽいって、ぜんぜん誉め言葉じゃないけど)。 でも、蝮(まむし)って名前は無いよなあ…。 せめて蛟(みずち)とかのほうが女の子の名前っぽくていいと思います。 蝮って言われると、毒蝮三太夫さんを思い出しちゃうんだぜw
【テガミバチ】
- はぁ〜、沙子に血を吸われてぇ〜…(*´д`*)ハァハァ 先程も書きましたが、こういう人外っぽい女の子に魅力を感じつつあるんですよね。 「〜のいる日常」シリーズなんて大好きやねん。
【Dグレ】
- いきなり「バイクの運転代われ」とか言われても困っちゃうよなあw どう見てもMT車だし、そんな簡単に運転できるもんじゃないと思うよ(笑) ちなみに僕は「ギアチェンジは車でもうコリゴリ!」と思ったのでAT限定普通二輪を取ったのです。 そしたら教官に「教習所の中はMT車のほうが簡単なんだよ〜残念でしたwww」って言われたんだぜ(実話)! なんか、一本橋とかスラロームはMT車のほうが楽らしいですね。 でももうホントにギアチェンジはイヤだったんだ…。 逆に、難しいAT車で卒検受かった俺はすごくね? ビグスクを否定する人は大抵が「ギアチェンジが無いからつまらない」という理由を言ってくるんですが そもそもギアチェンジがイヤだから、楽に乗りたいからビグスク(AT車)を選ぶわけで ギアチェンジが無いからっていうのはビグスクの否定材料たりえないと思うんだがどうか。 うん、ぜんぜんテガミバチの感想じゃねえなコレ(笑)
【新テニ】
- DグレはWJ新連載の時から一回も欠かさず読んでいるんですが、 ,.へ /::::::::::::\ /ヽ. /:::::::::::::::::::::\ /:::::::| |::::::::::::\:::::;::->──<::;;;_::::::| × 何やってるのか ノ::::::::::;:-/´ ,. -─-、 `ヽヽ. × ヽ、:/:::/ / ヽ.´`ヽ. -┼‐ | ‐十 o | | /:::::/ / / /| 〉 ', ,.-┘ | _| レ | ./::::::,' ノ / /|`メ、 | /| ハ i ', '、__ つ レ (_,|ヽ _,ノ /:::,.イ イ / | ./-─‐-、レ' | /_ | ハ i く::::::::ノ レヽレ'| " レ'___ `/ | ,ゝ _|__ -┼- 、ヽ | ヽ / `/ |. | `| ハ ハ |/-‐-、 | | └‐-、 /‐ァ 〈. / |. ', /´ ̄`ヽ. "|Yノ レ' '| ノ ノ 、ノ ____,ノ / (__ノ )ヘ / ', '、 | / ,.イ ', 人___ レ、 ヽ. |>ゝ.,__/,.イ ノ 〉 ,.、 ( '\ )--ヽハV、 \_/ヽレ|/`ヽ( ノ i ⌒ \/ `ヽ::::ヽ.\/ヽハ、 ./ 'ァ- 、 、/ ';::::::', (ハ) |:::Y`ヽ. / ノ、二{ ─-〈 〉::::::|___ハ__|:::::| ', / ィ{___,ノ ゝ、_、r‐`'"ヾ::::::::::::::::::i::::::::::::i 〉 / ァ‐'' どうしてここまで分からなくなっちゃったんだろう…。 そして特に今回は最近のDグレの中でも 内容の難解さが半端なかったのではなかろうか。 とりあえず分からない点を挙げると、 ・まずここはどこか? ・なぜアルマは神田を殺そうとしてるのか?小さい頃は仲良かったじゃん ・千年伯爵はアレンと神田がイノセンス使ったマジ喧嘩することまで読んでいたのか? ・アレンはどうなっちゃってんのか? ・ティムキャンピーはどうなっちゃってんのか? ・マナって誰だっけ?アレンが小さい頃に世話になってた人だったっけ。それがなぜこのタイミングで出てきた? ・「ワダジヲミナイデ…」はどういう意味?「いつかアルマ(ぼく)が私だと気づくかもしれない」はどういう意味? …だいたいこんな感じの疑問点が噴き出てきます。 いちばん困るのは、こういう疑問点が出てきたとしても 「まあDグレだからいいか」と理解を放棄してしまう点ですね。 しかしホントよくもまあここまで話を難解にできるもんだw おそらく、抽象表現や比喩表現を厨二病的にやたらと使いまわしてるのが原因だと思われますが…。 もったいないよねえ、絵は間違いなく一流漫画家レベルなのにねえ。
【月華美刃】
- 序盤、存外まともなテニスをやっていたのを見て 「えっ、これホントにテニプリ?」と驚愕&心配になってしまいましたが 「打球がガットをすり抜け…消えた!?」「『幻有夢現』」で 「ああ、いつものテニプリだ」と安心しました。
【ロザバン】
- 冒頭、ミヤツコマロの「道を間違ってなきゃいいが…」のセリフ、 あれこそが元・太政大臣のじいさんの言う安全弁を外すか否かという話にかかってくるわけですな。 民を守るために巫暈支を振るうのか、悪を滅するために巫暈支を振るうのか… ただ、後者を選ぶと"すりこぎ帝"と呼ばれた竹之内ハトヤと同じ道を辿ってしまうことでしょう。 そしてこのじいさんはそれを目論んでいる…はず。 それでこのじいさんに何のメリットがあるのかは分かりませんが、 「週刊皇室」なんて俗っぽい雑誌を購読してるじいさんですから 「面白くなればそれでいい」くらいの思惑で動いてそうな気はします。 カグヤはこのじいさんの口車にまんまと乗せられてしまうのか?
- クーデターの首謀者である梅之内フユヒトですが、 彼のセリフの中に「国が蝕まれようが民が肥えてナンボだよ」とあります。 やっていることは陰険で陰湿ですが、トップに上り詰めた際には 恐怖政治や独裁政治ではなく、意外と民を想った政治を目指しているのかもしれませんね。 自分とイズミヤのことしか考えてないように見えるので、ここはちょっと意外なところでした。
- さてそのイズミヤですが、御用前の潔斎の真っ只中でした。 潔斎をしていると、カグヤのことを思い出すイズミヤ。 昔からカグヤのことは気に入らなかったみたいですが、 少なくとも今のように殺意バリバリというわけではなかったようです。 幼いカグヤに、強い口調ではありますが助言的なこともしてますしね。 この娘がラスボスか?と思っていたんですが、 もし梅の家以外に敵が出てきた時に、もしかしたら共闘してくれる可能性もなきにしもあらず。 しかし舞いを踊るイズミヤの表情、イっちゃってるなあ…(((((( ;゚Д゚)))))
【地獄のミサワ】
- 表モカが擬似人格だったということにショックを隠しきれないつくねですが、 それはそれで裏モカに対して失礼だよなあ… 別に擬似人格だったって、それはそれでひとつの人格なんだからいいじゃないねえ?
【貧乏神が!】
- 編集の林さん(リンリン・184a)は何だかやたらと登場してきますねw 貧乏神の担当もリンリンなんですよ。
【最終回・るっる】
- う〜ん、ちっちゃい頃の金色姫はかわゆいのう(*´д`*)ハァハァ 今は今で可愛いんですけどね。あまりにも巨乳過ぎるんだよなあ(別に悪かないけど)。
- たんぽぽが歪んでしまった、過去の出来事が明かされました。 結果的に言えば、彼女が悪いわけではなく、欲に走って初心を忘れた人間が悪いのですが、 おそらくたんぽぽは、自分の幸福エナジーが他の福の神よりも低い、ということもあって 「誰かを幸せにしなければ!」という責任感がより強かったのでしょう。 それなのに、自分が関わった人間はいつも不幸な末路を辿っていってしまった…。 「私は悪くない!」と連呼する心情の裏には「私のせいだ…!」という自責の念があったのだと思われます。 そしてその自責の果てに、「どうせ自ら不幸になっていく人間を救ってやることなんて無意味だ」という 哀しい結論に達してしまった…ということのようです。 そんなたんぽぽに対して、「不幸な未来を勝手に想像して"今"を否定するのは間違っている」と主張する市子。 紅葉の「思い上がって生きる努力を怠れば不幸に見舞われて当然」というのも正論。 要は、人間が不幸な末路を辿ったのはたんぽぽのせいではない…ということなんですが その事実は果たしてたんぽぽに少しでも通じたでしょうか…?
- たんぽぽから(強引に)幸福・不幸エナジーを抽出し、 前倒しで使ってしまったエナジーを取り戻した石蕗。 これで運命をめちゃくちゃに変えてしまわれた石蕗家も、元の生活を取り戻せることでしょう。 たんぽぽに対し、「貧乏神に取り憑かれたら何か変われるかもしれない」と提案する市子。 もちろんそんな提案は一蹴されるわけですが(笑) しかし市子はそんなたんぽぽに「自分が変わった分だけ 世界は変わるんだよ」と教えます。 それは彼女自身が、かつては自分のことしか考えられなかった性格だったから、 そして変わりつつある"今"がかけがえのないものだと知っているからこそ伝えられる真実ですね。 たんぽぽは、金色姫と一緒にとりあえず人間界で暮らすことになりました。 神界には戻れないので仕方ないといえば仕方ないんですが、 この先、市子や紅葉たちと関わっていくことで もしかしたら彼女も何か変わって…もとい、昔の自分を取り戻すことができるかもしれませんね。 それにしても金色姫、本当にいい娘だなあ(*´∀`*)
【読切・レリスと二人の高校生他】
- お疲れ様でした。 この作品は何がダメだったかというと、 お色気分では迷い猫(というか矢吹先生)に敵わなかったし、 月ジャンから続いていたロザバンに比べると固定ファンも少なかったし、 ギャグも恋愛もハッキリ言って中途半端だったしで 実力不足&掲載時期が悪かった、という感じでしょうか。 特に、連載開始してからまもなく矢吹先生作画の迷い猫が始まってしまったのは痛かった! あれで、特に売りとしていたお色気シーンで 新人とベテランの格の差を見せつけられてしまったのが致命的でしたな。 先日、迷い猫の1巻と2巻を同時買いしたんですが To LOVEるから続く矢吹先生のえっちな絵にはやはり安定感とクオリティの高さがあります。 新人だからしょうがないんですが、るっるはあまりにもそこが不足していた…。 あと、悪魔風邪の設定がぜんぜん活かされてなかったのは構成力不足とでもいうんでしょうか。 いちおうそれを理由にしてるっるが主人公くんの家に下宿しているという設定なのだから 新キャラをどんどん出す前に、悪魔風邪を軸にした物語展開ももっとしていくべきでした。 新キャラといえば、読者の心をぐっとつかむ良キャラを創り出せなかったのも痛い。 そこらへん、To LOVEるやロザバンはしっかりやっていると思うのです。 ただ、るっるは実は物語後半にかけてクオリティは上がっていったと感じているので 着実にレベルアップはしていました。 次のSQ19で読切を描くということなので、 生まれ変わった前田先生を見せてもらいたいものですね。
【エンバーミング】
- う、う〜ん…(´・ω・`) NEXT!やSQ19に掲載されたら感想をスルーするレベルだなこれは…。 あーでもやっぱり特に感想はないです。
【ウルティモ&モノガタリ】
- ここにきて、ついにヒューリーの身体が崩壊! そういえばリッパー=ホッパー戦からこれまでの間は連戦だったのでした。 やたらと戦いが長引いた&休載とか何回も挟んだのでちょっと忘れ気味でしたが とうに限界など超えていたんですね。
- せっかく出会った三人の主人公ですが、ここにきて別れてしまいましたね。 ただ、エルムとジョン・ドゥは行動を共にするらしいので 改造を受けたヒューリーが彼らと再会すれば、また揃うことになるでしょう。
- そして、一度は生に絶望したヴァイオレットですが、 再三のヒューリーの呼びかけに応えて生きる意志を取り戻してくれたようです。 まだまだ以前の明るさを取り戻すには時間がかかりそうですが、 それでも、生きていればこそいいこともあるってものでしょう。
【最終回・罪花罰】
- ああ、狭山さんはスポーツメーカー社長の娘さんだったんですね。 どうりで家もデカいわけだ…やたら金持ちそうなイメージはありましたが、これで納得です。 そしてその繋がりで、悪の童子の殿の一人、日高了とも面識があったと。 ただ、「付き合っている」というのはルネのついた嘘のようで。 それにショックを受けた大和は、蜘蛛の巣にかかったイモ虫のようにあっさりとルネの誘いに乗ってしまいます。 ただでさえ前世での繋がりがあるのに、ルネの家に大和が行ってしまったら一体どうなってしまうのか… ヤケになっている大和も「もうルネでいいや」なんてことになったら…来月はBLまっしぐらかも…(((((( ;゚Д゚))))) (僕は確認してないですが、大和×ルネ本はすでに作られていると確信してます)。
- エコさんはバイスとの戦いで死亡?してしまったのでしょうか。 彼が最期に残した行動が、どのような変化をもたらすのか…。
- 今回の漫画家インタビュー「モノガタリ」は武井先生でした。 「マンキン」の後半は読者がどんどん狭くなっていったような感覚があったとのこと。 確かに、だんだん独自の世界観が構築され始めてきてちょっちついていけなくなった感はあります。 それを受けて「みかん」の状態で終わってしまった、というのもあるのではないでしょうか。 スタン・リー氏がどれくらい作品制作に関わっていたのかとても気になっていたんですが、 どうやらウルティモとバイスの設定のみで、あとは全部武井先生が決めていたようですね。 この時間ループするようなわけワカメな展開はいかにも武井先生っぽいような気はしていたんですが、やはりか…。 メカ好きな武井先生、ウルティモやバイスがロボット化するのもきっとその影響があるのでしょう。 正直、ロボット化はしなくても良かったんじゃないかなあ…なんて思っていたんですが (かわゆいウルティモが、ロボット化してしまうとぜんぜん可愛くなくなってしまうから)。 『ITAKOのANNA』も『デスゼロ』も僕は大好きです。 『ITAKOのANNA』はハッキリ言って絵はめちゃくちゃヘタクソなんですけど、 面白い漫画を描いてやるぜー!という武井先生の想いが伝わってくる意欲作です。 それに、アンナのキャラが活き活きしていてとてもイイ! マンキンのアンナよりも、『ITAKOのANNA』や仏ゾーンに出てくるアンナの方が僕は好きです。 『デスゼロ』は主人公・桜井がとにかくカッコイイ! 僕はガイコツキャラが大好きなんですが、桜井は渋くてアツくて意外とピュアなところがたまらないんです。 未読の方はぜひ一度読んでいただきたい作品です。
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- おお、終わった…! ずっと安定して変態を描き続けてきましたね(笑) なんだかとってもBL臭漂う終わり方でしたが、これで良かったんだろうかw 何はともあれ、お疲れ様でした! これでまたひとつ、SQ創刊組の漫画が終わった…。