ジャンプスクエアUvol.004感想 【一言近況】 この増刊の存在をすっかり忘れていたわけなんですが、 先日ギリギリで思い出して買ってきました。 あんまり宣伝に力入ってないから目立たないんだよなーこの雑誌。 ただ、書店で平積みされていたのをみたらやたら目立ってましたけど(笑) これは存在感あるわwww 【貧乏神が!】【有毒師の帰還】
- ウルティモの番外編が武井先生作画じゃないのに対し、 こちらは助野先生本人の作画による番外編…。 助野先生は正直頑張りすぎじゃないかと逆に心配になってきました(笑) 番外編なのに巻頭カラーもらってるし、番外編って感じのページ数じゃないし 他の番外編が数ページの4コマであるのに比べると… 助野先生はすげぇなあ!でも倒れないようにね!! 本編も番外編といいつつ本誌の連載と変わらないクオリティで読み応えがありました。 隠れてる紅葉がやたらと可愛かったです。 他の貧乏神軍団も機会があれば再登場するといいよ!綾目さんは特に!
【Brothers】
- 『おもいで税関』の人ですね。 ただ前作に比べると今回はちょっちイマイチだったかな? 読んでる間に「どうもこのテトロ先生とやらは主人公にしか見えてないらしい」というのが 丸分かりになってしまったのが残念ポイント。 この手法は最近では東京マグニチュード8.0などでも使われていたので既視感が…。 ストーリー自体は少年の成長物語ってことで良かったと思います。 リアちゃんが可愛かったので、もっと彼女が活躍するとよかった (でも変にいろんなキャラが出張ってくると軸がぼやけちゃうかな?)
【ウルティモ番外編】
- ↑の作品が「実際にいない人を幻視する」で、 この作品は「目の前の人物を誤認する」という… なんだか、妙に似たオチを続けるもんですね。 他の作品にも思ったんですが、似通った部分がある作品同士を近場に配置する意図があるように思われます。 ストーリーですが、タネクくんはつらくても現実を見るべきだったし お父さんはタネクくんの誤認を助長するような言動は慎むべきだったんじゃないかな (タネクくんと一緒になってアリロちゃんを「ハリ」と呼ぶなど。そりゃダメでしょ)。 特にお父さんの判断がなんか納得いかなくてう〜ん?となってしまいました。 作者さんはまだ現役高校生とのことなので、今後に期待が持てそうです。 高校生でこんだけ絵が描けりゃいいよなあー。
【忘れラビリントス】
- 扉絵のアニメ塗りを見て「武井先生、こんな絵も描けるのか!」と思ったら 描いてるのは武井先生じゃなかった…(´・ω・`) 実際読んでみると、武井先生の絵柄を模倣しつつもやはりどこかが確実に違っていて、 武井先生の絵というのは唯一無二のものなんだなあと思い知らされました (特に女の子の作画が。武井先生の描く女の子にはなんとも言えぬ個性と可愛さがある)。 とはいえ、この作家さんも番外編をまるまる任されるだけあって実力は高かったです。 内容ですが、本編の展開もあいまってルネくんがやたらと可愛く見えたり(笑) この子は無自覚に大和のことを想い続けていたのね…(ノ∀`) また、おにゃのこ陣の中では僅差で青梅ちゃんが一番かわゆいです。 でもあの座り方ならぱんつ見えなきゃウソだろ…! 見えそうで見えないのもまたオツだけどさ。 狭山さんへのストーキング行為に勤しむK。 「変」と書いて恋と読ませるKはさすが変態度がパネェっすね! 前世の頃からこいつはムカつくんだけどどこか憎めないキャラですw
【放課後の王子様】
- ああ、こないだエンバの代原で掲載された『サタンの子はサタン』の人かあ! あれはなかなかクオリティが高かったのを覚えています。 そして今回の読切も、今号の中で2・3を争う出来でした。こういうの好き! 使えない銃をカッコよく構え直したところが最大風速でした。爆笑したww この人には頑張ってWJかSQで連載を持って欲しいなー。 WJになんか切っていいものとかなかったっけ?
【LOVE SICK GEARS】
- 今回の特別編が掲載されてるのを見て SQ本誌でまだ連載がつづいていたことをようやく思い出しました。 僕の中ではこの作品の存在感が限りなく希薄なので…。
【GAME】
- 先ほど、忘れラビリントスの感想で2・3を争うと書いたのですが それはつまり1位確定の作品があったからで、これがまさにそれです! 木村先生ってのは『宇宙の手紙』の人ですね。あの作品は泣きかけた記憶があるんですが 今回も良作でした。この人に対する期待感は古味直志先生に勝るとも劣らない! (っつーか古味先生ってどうしたんだろう…最近名前聞かないな…) ロボ子はピュアそうでどこか策士みたいな面を見せてるのが面白いですね(笑) ロボット娘っていうのは人間よりも純粋でいい子に描かれることが多いですが ロボ子はいい意味で本当に人間臭くて… それでいて一生懸命っていうロボット娘の基本はちゃんと押さえてあるあたりが上手い。 展開的にも、このテの作品だと研究所の追っ手から逃げるのは人間側が主導することが多いのに ロボ子が率先して逃げたり燈一に心中を提案したり、既存の作品とは一線を画してますね。 そしてこのロボ子がすごく可愛い!すごくいい! ああ、こんな娘がいればなあ…早く開発されないかなあ…。 惜しむらくは、ロボ子が周囲から好かれる要素となったのが「外見」であったこと。 できればそこは内面的な部分で周囲から認められて欲しかったところですね。 ラストも、できればロボット姿のロボ子で締めて欲しかったな。 もし開発されるならばロボット姿の恋人でも私は一向にかまわんッ! 木村先生には今後も期待しております!連載しないかなー。
【竜の灯台】
- うわぁ…主人公に好感が持てねぇ…(´A`) 最善手をとらず、ベストを尽くさず、自分が楽しいと思える方向に物事を進めて それで結果的にヒロインが傷つくことになってもその件について謝りもしないっていうスタイルが なんだか癪に障りました。 ヒロインを助手という名の下僕にするっていうのも、ネウロとは違って なんだかムカつくだけだし。 何よりも「『選択肢』…それがオレの『攻略本』の本質的能力」とか 単なる予想や推測の域を出ないものに能力名とか付けちゃってるあたりが イタイタしくて見てらんない!って感じでした(笑) 物事をゲームに例えるあたりも含めて厨二病全開だなコイツ…。 良作の後だから余計につまらなく映ったのかもしれませんね。 この作品最大の不幸は『LOVE SICK GEARS』の後に掲載されてしまったことでした。
【戦国BASARA3】
- こういう、人と魔物が仲良くなる系の話は好きです。 特に「魔物を退治しなきゃならないんだけど情によってそれが出来ない」っていうのは ベッタベタだけどOKです! たしかこの人は前に喋る熊の話を描いた人ですね。 動物が人語を喋るのが好きなのかな?
【日和】
- いきなり3かよ!と思わずツッコんでしまいました(笑) 作画を担当しているのは月ジャンで『動乱』を描いていた人ですね。 動乱は一回だけ見たことがあるんですが、 SAMURAI DEEPER KYOとるろ剣を足して2で割ったような作品でした (ぶっちゃけ、さして面白くはなかった。 ちなみに、動乱が始まった回の月ジャンに『貧乏神が!』の読切版が載ったのです。 いつもは買わない月ジャンをその読切のために買ってきたw)。 しかしこの戦国BASARA3はトンデモ時代劇という感じで なぜか好感を持ちましたw いい感じにバカっぽいところがいいです(*´∀`*) これはSQで連載開始ということなので楽しみです!
【各作品番外編コーナー】
- まさかのネコちゃんシリーズwww 表紙にあんなに歴代キャラを配置しといてまさかネコちゃんとは(笑) 詐欺だw詐欺だwww
【魔法使い】
- 浅田先生は4コマを描く余力すらなかったのか?
- 星噛絶奈は割と好きです。ってか漫画版がオリジナルストーリーに入っちゃったから もうしばらく出てこないんじゃないかな? 切彦はレギュラーになってほしい。
- 悪いけど、るっるはエロなしじゃこんなもんだよな… To LOVEるも番外編は微妙だったけどねw
- ロザバンの自虐ギャグは面白いなあ(笑) 実際にこんなハガキが届くのだろうか…(ノ∀`) 「待った待った 見分けがつかん!」もいい!でもそれは言っちゃダメ! そしてラストのコマのみぞれ… これ、ハシラ文に「ユニーク」って書いてあるからかろうじてオチてるけど ユニークって書いてなかったらオチとして成立してないような気がw でも制服がそれっぽくなってるし、もともとパロネタなんだからいいのか。 「最初からこれでやっていれば…!」やっていればなんだというんだ! 京アニ制作で大ヒットしたのに、とでも言いたいのか!w
【若きウツマルの悩み】
- 何がしたかったんだこの作品は…(´・ω・`) グラビア雑誌にわざわざヤンマガとか持ち出すあたりは度胸ありますね(笑)
【ロワイヨテ】
- これ連載してくれないかなー!? 最近の罪花罰よりずっと面白いんだけど(笑) いいなー、この作品いいなー! 以前、三上先生が読切を書いたときはなんかすごいモノができちゃったのですが やっぱりこっち方面が合ってますね。 うわー、これ面白いなー。これいいなー。
【夢見る少女と夢少女】
- 先述した、今号で2・3を争う作品の片割れです。 読み終わった後、心がじわ〜っと熱くなるのを感じました。 近年のジャンプ系列で、ここまで武骨な中世の騎士物語を描いた作品があっただろうか!? 正直これ少年誌の色じゃないよ!仮にWJに掲載されても少年の心は掴めないよ! これは完全にオッサン向けの漫画です! そしてこの作品を読んで胸が熱くなった読者は僕を含めてもれなくオッサンだ! この作品、何がすごいって 物語の核となっているのが派手な騎士同士のバトルでもなく ヒロインとのラブコメでもなく、ましてや勧善懲悪でもなく、 今は亡き主の汚名をそそぐために、ただただ戦い続けて勝ち続け、 王に直言する機会をひたすら待ち続けた、 一人のみすぼらしい騎士の愚直なまでの忠誠心であるということですよ! 作品としてはひたすら地味で、派手さや華やかさなどからはまったく無縁ですが、 根底にはとろ火のように静かに盛る炎の熱さがある! 間違いなく子供向けではないんだけど、僕は心をいたく打たれました…!! この漫画は、熱い!!
【LOST×3】
- すまん、最初にど〜しても言いたいことを言わせてくれ! 主人公のリューコが律っちゃんにしか見えないんだよぉぉぉ!! 自然、相方のメガネっ娘さんが澪にしか見えなくなってました(笑) 夢が具現化するという世界に加えてタイトルが↑なので、 どっちかは夢の産物なんだろうなーと思ったら案の定でしたw
【デスマーチ】
- なぜでしょう、不思議なことに 作品の世界観からどこか冨樫先生っぽさを感じました。 具体的にはレベルEみたいな感じ。虚無的な感じが似てるのかなー。 というかこれも少年向きでは断じてないw
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- トラックでも押し進めていく話かと思いましたが違いました(笑) 最終的に、ちゃんと約束通りお姉さんが復活したのが良かったですね。 しかし悪魔が契約を反故にしようとしたのなら、お姉さんを復活させたのは誰なんだろう…??