1995年ジャンプ21・22合併号感想 【一言近況】 ちょっと突発的に古いジャンプの感想を書きたくなったので 突然ですが書いてみます。 今から約15年前、中学三年生〜高校一年生が生まれた頃の 1995年、週刊少年ジャンプ21・22合併号の感想です。 この号を選んだ理由は、僕の大好きな読切が載っているからです。 では15年前のジャンプにタイムトラベルをしてみましょう!(←表現が古いなw) 【新連載・猛き龍星】【スラムダンク】
- 表紙 これが1995年21・22合併号のWJの表紙です。 原哲夫先生の『猛き龍星』が新連載として始まっています。 …実を言うと、僕この連載読んでなかったんですよ(笑) だから思い出も何にも無いんですが、この歳になって改めて読んでみると さほど悪くはない作品ですね。というか主人公の龍星がカッコイイです。 か…漢だ! しかし、この号にも載っているるろうに剣心に代表されるように このあたりの年代から「細身でイケメンの女みたいな主人公」が台頭するようになり、 こういった筋骨隆々な主人公は徐々に淘汰されていってしまうんですな…。 今だとトリコくらいしかいないもんねえ。 あと、劇画調っていうのも一気に廃れた感じがします。 この『猛き龍星』も、詳しくは覚えてませんがあまり長くは続かなかった作品です。
【ドラゴンボール】
- いっ ちょうど山王戦が始まる回。 スラムダンク本編の最後の試合ですね。 というか、これでスラムダンクが終わることになるなんて 当時の少年達は思ってなかったんじゃないかな…? 僕は実は初期の頃はスラムダンクを読んでませんでしたw 理由は、第一回目の最初に花道がフラれてるのを見て 「ああ、これは恋愛青春マンガだ」となぜか思い込んでしまったからです(笑) だからちゃんと読み始めたのは…周囲でスラムダンクの評判が高まって アニメ化が決まったあたりかな? なので最初の頃のストーリーはアニメで補完していました。 今はちゃんとコミックスも全巻持ってます。超名作です。
【BOY】
- 対ブウ戦、決着 長かった魔人ブウとの戦いが決する回ですね。 魔人ブウ編はドラゴンボールの歴史の中でも相当長かったように記憶しているんですが それでも2年?くらいのものでしたよね。 一時期のワンピやブリーチやらナルトやらの引き延ばしに比べれば まあ大したことはない…かな?(笑) でも当時はいくらダメージを与えても再生するブウを見て 「いつ終わるんだよコレ…」と愕然とした記憶があります。 ところでこの回、けっこういろいろ詰め込んでいて、 元気玉を撃ちたいがブウの側から離れられないベジータ →ベジータを運ぶサタン →「おめえはホントに世界の…救世主かもな!」 →体力が尽きて押し負けそうな悟空 →デンデがポルンガに頼んで悟空の体力を戻す →「サンキュー!ドラゴンボール!」 →ブウ消滅 …と、ブリーチなら軽く3〜5週は費やしそうな内容をわずか1週で終わらせています。 しかも驚くべきことにこの回はたったの13ページしかないんですよ! これはたしか、当時ドラゴンボールはギャグ枠で始まったために バトル主体になってもページ数が少ないまま連載を続けていたためだと記憶していますが たった13ページにこれだけの内容とは… それに比べてブリ(以下略)。 ドラゴンボールも、魔人ブウ編と何年後かの後日談だけで終わってしまうとは 誰も思ってなかったかもしれませんね。 しかし先ほど書いた「サンキュー!ドラゴンボール!」というセリフで なんとなく察した人もいるのかな。 未だにドラゴンボールはアニメもやってるし絶え間なくゲームも発売するしで ホントに漫画作品としては異例のヒットですわな。
【こち亀】
- 背中からバット そういえば今のジャンプにも暗器使いがいますが 晴矢のバットやフライパンも暗器という見方でいいのかな?(笑) 今考えるとこれも不思議な漫画です。 まず『HARELUYA』がロケットしたのにも関わらず、キャラをリメイクして なんと同じ年に『HARELUYAU BOY』を連載開始しているんですよ。 しかも前作が終わってから10週も経ってないんです (正確には、92年35号に前作が終了し、同年43号にプロトタイプの読切を掲載、 50号からBOYの連載がスタート)。 こんな形の連載も珍しいですよね。 でもBOY以外は割と鳴かず飛ばずだった梅澤先生、 今は『カウンタック』がヒットして本当によかったと思います。 ところで、この回で戦っている人達にぜんっぜん見覚えがないんですが 誰でしたっけねえ? 伊部っていうレディースはギリギリ覚えてるんですが そもそも敵だったっけ、この人…。
【密リターンズ】
- 乙姫菜々登場 この頃は読んでましたよ、ええw というわけで乙姫菜々初登場の回。 本田さんが本口リカから乙姫菜々に乗り換えた回でもあります(笑) この頃の絵柄を見ると、乙姫菜々は特に可愛く描かれていますが 麗子さんとかも今とはだいぶ違います。 というか、両さんがムカつく顔をしていません。 なんか今の絵はイヤなんですよね…内容がアレだからかもしれませんが (っていうか乙姫菜々って今どうなってるんだ?ちゃんと本田さんと付き合っているのか?)。 ちなみに、この号に載っている作品で現在でもWJで連載が続いている作品は こち亀しかありません。 時代の流れだな…。 また、本編とは関係ないですが ここから数作品は掲載ページが水色でした。 少女漫画雑誌などでは未だに見かけますが、 今のジャンプでは水色っていうのは見かけませんねえ。 何か事情があるのかしら??
【るろうに剣心】
- ヒロインは「リト」先生 木多先生いわく「ひそかに続いた『密リターンズ』」です(笑) ホントに木多先生の言うとおり、かなりひっそりと連載していたイメージが強いんですが この号では前から6番目に掲載されています。 まだ12話目だったんですが、それで6番目ならアンケートも好調だったんでしょうね (そういえばこち亀の順位の高さにも驚きました)。 この作品、知らない人も多いと思うので簡単に説明すると 「ある男性教師が後輩の女性教師(ヒロイン)に告白するも、 高校生を助けようとして事故(?)で死んでしまって その高校生の体に魂だけ乗り移って生き長らえ、 今度は年下の男として女性教師にアタックする」というお話。うろ覚えですが。 んで、僕はずっと忘れていたんですが このヒロインの名前が「理都(りと)」っていうんですよ。 僕からするともちろんあのTo LOVEるのリトのイメージが強すぎて 久々にこれを読んだ時にビックリしてしまったわけなんですがw でも、こう漢字をあてると可愛い名前ではありますね。 まあ「ゆたか」って名前の女の子もいるんだし、別に変ではないかー。 この頃の密リターンズはかなりラブでコメってたわけなんですが、 後半になるにつれだんだんと霊的な話が多くなってきたような記憶があります。 この高校生が実は生きていたり、それゆえに主人公が生き返らなきゃいけなくなったり 生き返った途端、今度は理都さんが大変な目に遭ったりで ラブでコメってる場合じゃなくなったりしてました。 作者の八神健先生はこの作品の後に『きりん』っていう作品を描いたような気がしますが、 鳴かず飛ばずで結局チャンピオンに移籍。 しかしそこで『ななか6/17』でヒットを飛ばし、アニメ化もして 魔女神判の漫画ではかなりはっちゃけていました。 いやあ、人生何があるか分からないですねw
【読切・ミニガミッツの猫】
- ちょうど「CDブック」が出ていました 僕の人生に多大な影響を与えた作品『るろうに剣心』です。 多大なといっても、るろ剣を真似して絵の模写を始めたのが 今ネタ絵などを描いている礎となっているだけなんですが るろ剣がなかったらたぶん絵を描くということはなかったですね。 るろ剣自体は、WJに掲載された読切から注目していまして これが連載されるとなった時は嬉しかったです。 作品的にもかなりのヒットを飛ばしましたし、るろ剣以降 ジャンプに限らずあらゆる漫画作品に「日本刀」が登場するようになりました (基本的にヨーロッパあたりの雰囲気を漂わせている海賊漫画ワンピースで ゾロが西洋刀ではなく日本刀を使っているのは尾田っちが和月組出身である影響だと考えています)。 また、少年漫画全体にそれまでの「筋骨隆々で男らしい主人公」から 「華奢で優しく、女と見紛うようなイケメン主人公」という流れを作ったのも おそらくはこのるろ剣でしょう。 そう考えると、僕だけでなく漫画業界全体に多大な影響を与えたと言っても過言ではないかも。 さてこの頃、まだアニメは放映しておらず るろ剣は「CD・カセットブック」という今でいうドラマCDでメディア展開しておりました。 カセットでの販売もあったというあたり、時代を感じますねえ…。 ちなみに剣心の声は当時ブイブイいわせていた緒方恵美さん! もしTVアニメも緒方さんだったらどうなっていたんでしょうか。 漫画本編は画像にもあるように、るろ剣屈指の名勝負と名高い 剣心vs斉藤の戦いがまさに始まらんとしていた時ですね。 この戦い、何が好きかって、実力伯仲なのはもちろんのこと 二人ともいちいち技名を叫ばないところがるろ剣バトルでは珍しくてすごく好きなんです。 龍槌閃や龍巻閃を打つ時も黙って技だけ打ってたんですね。 斉藤も「牙突ー!」とか叫んだりはしてませんでしたし (原作では斉藤は叫ばないんですが、アニメでは「牙突壱式ィ!」とか言ってた)。 絵柄は、このあたりから追憶編あたりまでが一番好きですね。 初期の絵で通してくれれば一番良かったんですが、線の簡略化とかを考えると この頃が一番いいかも。 京都編あたりからエヴァ貞本義行先生の影響を大きく受け始め、それはまあいいんですが だんだんとアメコミの影響が強くなり、高かった頭身も人誅編後半にはいきなり下がり、その変わりっぷりはほとんどギャグ。 ガンブレイズウェストでの惨憺たる結果はおそらくファンには黒歴史(笑) 武装錬金で持ち直しはしましたが、ぶっちゃけ和月先生はアメコミに出会わなかった方が良かったんじゃないかと 実はちょっと思ってます。小畑先生の色が強く出ていた初期は未熟ながらも美麗な絵だったんだけどなあ… あ、今のエンバーミングの絵はけっこう好きですよ?
【キャプテン翼 ワールドユース編】
- これの感想を書きたかった! というわけで読切『ミニガミッツの猫』です。 これは知らない人も多いでしょうが、 「面白かったジャンプの読切スレ」では常に名前の出てくる名作なのです。 僕はこの作品が読みたくて読みたくて、ちょっと前にアキバに行った時 探し回ってこの号をようやくGETしたのでした。 そして僕の記憶に残っていたとおり、これは名作と呼ぶにふさわしい作品でした! 物語の舞台は北ミニガミッツという国で、 主人公はビナという花売りの少女です。 ただこのビナ、花売りには似つかわしくない兜を着けていたのでした。 時の王者・ラガスの前に召し立てられ いきなり兜を取り外されるビナ。 兜の下にあるビナの素顔は、人間と猫の中間のような「おかしな」顔でした。 ラガスはビナの奇異な姿形を気に入り、彼女を牢屋に閉じ込め たびたび呼びつけては猫の真似をさせようとしたり 高い段差から突き落としてうまく着地出来るかどうか試したりします。 幼い頃から顔のせいで不愉快な思いをしてきたビナは 人間としての尊厳を保つため、王であるラガスの理不尽な要求を ことごとくはねつけます。 ラガスの機嫌を損ねたビナは、ほぼ飲まず食わずの状態で牢屋に閉じ込められ 貴族が集まるパーティーでまたも猫の真似を強要されます。 それでも拒否するビナに腹を立てたラガスはビナを斬り殺そうとしますが すんでのところで家臣に止められ思いとどまります。 そのようなラガスの行いに周囲の人間も眉をひそめ、 もともとの圧政もあいまって次第にラガス王の評判は下がっていきました。 そんな折、情勢の悪化した北ミニガミッツの国が対立していた南ミニガミッツの侵攻をついに受け 城は陥落、ラガスも家臣たちと逃げざるを得ない状態に。 城の牢屋に閉じ込められていたビナは優しい牢番のおじさんに助けられ、 危ないところで城から逃げ出すことが出来ました。 しかし、ビナは逃げる途中で敵兵に捕まっているラガスを発見。 今まで自分をさんざん蔑み玩具にしてくれたラガスを助ける義理もなく ビナは巻き添えを食わないように見捨てようとしますが、 かつての威厳と栄光を失ったラガスの悲痛な表情を見て…。 人間としての誇りを保つため、殺されそうになっても拒否していた猫の真似。 しかしビナは敢えて奇異な生物を演じ、 敵兵を追っ払ってビナはラガスを助けたのでした。 自分を助けた理由を問うラガスに対し、ビナは…。 虚栄と傲慢に満ちていた王者のラガスならいざ知らず、 痛みを、苦しみを受けている人を見捨てることは出来ないと言うビナ。 そういう人を助けるためなら、拒絶していた猫の真似すらも厭わずに行うというその姿に ラガスは思い上がり増長していた自らの行いを痛感し、 初めて人の痛みというものを知り、涙を流すのでした。 その後すぐ、生き延びた家臣と再び合流したラガス。 別れ際に彼はビナに対し…。 王者である前に人として大切なことを教えてくれたビナに感謝し、 また、ビナが立派に己の尊厳を守りぬいたことを認めるラガス。 改心したラガスは平和な世の中を作ることを約束し、 ビナに一時の別れを笑顔で告げるのでした。 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_ _/| _/| / . | | ― / \/ | ――― | | / | 丿 _/ / 丿 /. ノ、i.|i 、、 ヽ i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ | | i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i | i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .| iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i. .i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. / i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ 'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ ノヽ、 ノノ _/ i \ /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ いや、マジで↑のAAのような状態になっちゃいましたよ(笑) この話のいいところは、ビナが完全な善人ではないというところですね。 もちろんいい娘には違いないんですが、 自分を虐げて玩具扱いしていたラガスが侵略者に負けたことに対して 「いい気味だ、死んでしまえ!」という思いを抱くのは人間として至極当然のことであって また、実際にラガスが殺されそうになってるときに立ち去るか出て行くかの葛藤をするシーンも 「猫ではなく、普通の善悪併せ持った人間なのである」ということを如実に表しています。 これが、虐げられたり閉じ込められたりしていたのをすっぱり忘れて ただ助けましたよー良かったですねー、では物語に一切の深みが出ないわけです。 また、あまり深くは触れてませんが ラガスが増長したり割とワガママな王者になった経緯も序盤に簡単に明かされており 世界情勢の説明も含めて意外と隙が無い読切です。 物語の軸にはあまり関係がない部分ではありますが、そういう所をきちんとしてないと 嬉々として噛み付く輩もいるからね、困ったことにw この読切を読んだ時、僕はまだ中坊のガキンチョだったわけですが 物語をちゃんと理解はできなくとも、記憶の片隅に留めていたということは 何かしら心に思うことがあったのでしょう。さすがワシやで(笑) ちなみに、この作者の山川かおりさんという人は これを含めて同時期に三作くらい読切を発表していて、 ジャンプノベルというマイナー小説雑誌の挿絵を描いたり 数年後にまた読切を描いたりしたそうですが ヒットは飛ばせず、そのまま漫画界からフェードアウトしてしまったようですね。 ミニガミッツの他にも『メイプルハウスの私たち』等といった素晴らしい作品を描ける人なので ぜひとも連載して欲しかったのですが…残念でなりません。 皆さんも機会があれば…といっても難しいでしょうが、 よかったら、『ミニガミッツの猫』という作品があったことはぜひ覚えておいてください。
【ダイの大冒険】
- な…なにィ このコマだけだと分かりづらいんですが、このキャラは センタリングに対して直角にフィールド側から飛んできてるんですよ (飛ぶというか、大柄な二人が小柄な一人を蹴り出してロケットのように射出している)。 図で表すなら、 大 大 ↓ ↓ ↓ 小 →→球 (この後ボール空中でキャッチしつつ、ボールごとゴールへ向かい 若林の手前でシュートコースを変える) うん、なんていうか…キャプ翼だなあwww しかもこの絶技を可能とさせている要因が 「彼らはセパタクロー出身だから」というもの。 セパタクローを何だと思ってるんだ!
【元気やでっ】
- アバン先生「負ける時は力のすべてを出し尽くして思いっきり負けなさい。 そうしないと 絶対に今より強い自分にはなれませんよ! 最後の最後まで己の力を出し尽くして戦い抜く…! それが…真の戦士です!」 我ながらダイ大補正が強すぎてアレなんですが、 こんな何気ないシーンでも「いいコト言うなあ…」とか感じて うっすら泣きそうになっちゃうんですよね(笑) アバン先生は自分の弟子に精神的な力を与えすぎだよなあw
【みどりのマキバオー】
- おい やめろ . .: : : : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: やめろ…ホントにやめろよ… /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ この漫画、知らない人も多いと思われますが 簡単に言うと「いじめ問題を扱った問題提起漫画」です。 なんでも、原案者の長女が実際に体験したいじめの日記をもとに作られた作品で ものすごく陰湿でリアルないじめの実態が描かれています。 ↑のクラスメイトもひどいんですが、担任の教師がまた事なかれ主義というか いじめが起こってることを知りつつ見て見ぬふりをするんですな。 最終的には、味方になってくれる親友の娘や教育実習生の人とともに立ち直っていくんですが 正直、あらためて読んでもひたすらツラい! いじめカッコ悪い!マジでやめよう!
【陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!】
- うんこたれ蔵 モンモンモンを描いていたつの丸先生が、ほぼそのまんまの絵柄で かなり真面目な競馬漫画を描き、あまつさえそれがかなりのヒットを飛ばすことになるとは 誰も思ってなかったでしょうねえ。 今でも続編が描かれていますし、つの丸先生の転機点となった作品ではないでしょうか。 よく考えると、人と馬が(ついでにネズミも)フツーに会話したり ファンタジックな作品ではあるんですけどね(笑)
【とっても!ラッキーマン】
- リベロの武田も好きでした にわのまこと先生が描いていた「柔術」をモチーフにした格闘漫画。 そこまでの長期連載というわけではありませんでしたがそこそこ続きました。 親指を握り込んで中指を一本拳の形に固定し相手のツボを突く「鉄菱」や 掌打の上から掌打を重ねて相手の内臓にダメージを与える「千人殺」など 技のインパクトが強かったため真似した子供たちも多かったのではないでしょうか。 かく言う僕もよく真似していましたw鉄菱で拳立て伏せとかやったなあ。 いずれコミックスも集めてみたいですね。 後半の展開はあまり好きでもないのですが…。 たしか今は続編が連載されてるんですよね。
【ジョジョ】
- 勝利マンが好きでした 今や大ヒット漫画原作者として名高い(?)大場つぐみ先生こと ガモウひろし先生のヒット作です。 よくもまあこんな絵柄で長期連載したものだと思います(笑) しかし、キャラクター作りとしては新人作家のお手本になるほど優秀で キャラの名前と外見と喋り方などでソイツがどういうキャラなのかすぐに分かってしまうのは 基本ギャグマンガとはいえ素晴らしいセンスだと思います。 ストーリーも面白いですし、 たしかに、絵柄さえ小畑先生の美麗な絵に変われば…ヒットするわけです。
【地獄先生ぬ〜べ〜】
- 説明不要ッ! もはや説明不要、多くの漫画好きに絶大な人気を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』! この号では第四部がそろそろクライマックスにさしかかろうという所でした。 よりによって吉良のキレイな裸体を拝めるこの号に当たったのはまさに僥倖(笑) 五部あたりになってくるとだんだんとスタンドの能力がワケ分からなくなっていくんですが 四部の段階ではまだシンプルで分かりやすく、中には 四部こそ至高というファンもいるほどです。 ジョジョに関してはみんなよく知ってるだろうから、特に語ることもないなあw
【ろくでなしBLUES】
- ゆきめさんがとにかく好きでした! 今はたしかイタコ少女・いずなのスピンオフ作品が描かれていたと思いますが、 その元となったのは言うまでもなくこの『地獄先生ぬ〜べ〜』です。 妖怪とのバトルはもちろんのこと、 霊能漫画としては珍しいほどえっちぃお色気シーンが多かったことも有名で 「オカズにした少年漫画」というスレでは常連中の常連! また、ぬ〜べ〜とヒロインたちとの恋愛模様も見所であり 初期からメインとして登場していたリツコ先生ではなく 一心に彼を追っかけていた雪女のゆきめさんが最終的にぬ〜べ〜を射止めた、というのは かなり衝撃的であり、本当に報われてよかったと子供ながらに思ったものです。 残念ながらこの号にゆきめさんは出てきていませんでしたが…。
【ボンボン坂高校演劇部】
- 不良ケンカ漫画の金字塔! 森田まさのり先生の作品の中でも有名な、 不良たちが主役のケンカ漫画です。 一昔前は不良が主人公のケンカ漫画って各雑誌にひとつはあったものですが 最近は時勢も考えてかそういう漫画も減ってきているように思います。 この号では、関西から川島たちがやってきて東京で大暴れしているあたりですね。 今まで敵として出てきていた東京四天王が初めて手を結んで一緒の敵に立ち向かった、 少年漫画としてワクワクの展開だったのを覚えています。 ろくでなしBLUESもいずれコミックスでちゃんと集めたいなあ。 個人的に、ルーキーズよりもろくブルのほうが好きです。
【マインドアサシン】
- 最近復活しました この頃連載していた、ラブコメにかなり強いギャグ要素を加えた 高橋ゆたか先生のヒット作。 最近、読切で復活したらしいですが、 しばらくギャグから遠ざかっていたせいかだいぶ絵柄が変わってますね(笑) 最終的に正太郎くんは真琴さんとちゃんとくっついたと記憶してます (というか、最後だけやたら真面目な恋愛ものになったからビックリした記憶が)。
【王様はロバ】
- かずはじめ先生のデビュー作 個人的にかなり名作な、かずはじめ先生のデビュー作『MIND ASSASSIN』です。 全27話と短く終わった作品ですが、透明感のあるシャープな絵柄と 優しい物語で印象に残っている人も多いのではないでしょうか (年齢によっては読んだ事ないって人もいそうですが…)。 『明稜帝 梧桐勢十郎』を終えた後ヒットが出なかったかずはじめ先生ですが 今はラクスティで長く続けてますねー。
【ジャンプ放送局】
- かつてのしんがり、なにわ小吉 今ジャンプのしんがりを務めているのは言うまでもなくジャガーさんですが この頃はなにわ小吉先生の『王様はロバ』が巻末のショートギャグを担当していました。 ↑の画像を見てもらえば分かる通り、 奇抜なアイデアとシュールな絵柄が面白かったなあ… 今はりぼん系に『ララ子さんのお店屋』を不定期掲載中…のはず。 一回だけ増刊に載っているのを見たんですが(感想も書きました)、その後遭遇しないなあ。
というわけで突発的に書いた古ジャンプ感想ですが、いかがだったでしょうか? あまり古いジャンプを手に入れる機会もないのですが、 また入手して気が向いたら書いてみたいと思います。 ↓一言コメント・感想あったら押してください↓ 【拍手コメントのガイドライン】 / ̄\ | ^o^ | < もくじに もどります \_/ _| |_ | | / ̄\ | | < トップに もどります \_/ _| |_ | |
- 後にも先にも最強の読者投稿ページ! これを読んでいたときちょうど子供だったせいか、 JBSは非常に強く僕の記憶に残っております。 そして、これが終わった直後の投稿ページは受け付けなかったなあ…。 その後、石塚さんが絵を担当していたコーナーはちゃんと読めていたんですが 今のやつはまったく読む気がしません…(なんか絵がイヤだ)。 思うに、JBSが強烈すぎたんだよなあ。 そういえば、ようやくちさタローが結婚しましたね(笑) 声優が結婚するとなるとアニメファンはファビョるんですが さすがに横山さんはご高齢ゲフンゲフンということで 割とフツーに祝福されてましたw