ジャンプNEXT!2010SUMMER感想 【一言近況】 来週発売のWJであの漫画が終わるらしいですね。 またジャンプから良作が消えてしまうのは残念だ…。 その代わり、将来有望な新人たちには頑張っていただきたいですね。 というわけでジャンプNEXT!2010夏号の感想です! 【ゴースト・ジム】【BULL BEAT】
- 叶先生の新作読切です。 端的に感想を述べると、エロスありアクションありギャグありのとても優秀な読切で さすがベテラン作家、という感じがして非常に好感の持てる作品でした。 なんとなく連載にはならない気がするけど、単発としても面白かったです。
- 「私の雇用主で日常のお世話をするお相手である」 「日常のお世話」で非常に卑猥な妄想をしてしまった僕を 誰か叱ってください>< でも最終的にはジム先生のアナルのお世話をすることになるわけだから 僕の直感もそう捨てたものではないですね!
- エレナちゃんがスカートの下にはいてるのが ぱんつじゃなくてドロワーズなのが個人的にちょっち残念でした…。
【浮雲】
- 最近のスポーツものの特徴・典型として、 「主人公の日常的な習慣となっていた動作が当該競技にうってつけの鍛錬になっていた」のがあり、 アイシールドとかでもそうだったのでテンプレートではあるとはいえ ちょっとワンパターンになっちゃってる感じが否めないなあ…と感じた次第であります。
- ジュウトくんは特定多数の女の子のウチにラブレターを撒きまくっていたわけですが、 そんな一途からは程遠いアプローチでカノジョをゲットしようなんて虫が良すぎるハナシではなかろーか。 まあ、そこはジュウトくんがバカであるという一言で解決できることなんですけれど(笑)
- 今回のNEXT!にはコレを含めてスポーツものの読切が2つあり(合気道のやつは含めない)、 そのどちらもが「相手役が悪役」といういつものヤツだったのがかなり残念でしたが、 この作品に限っては悪役にもそれなりに見せ場や愛嬌があったことで 作品として救われていた感があります。 特に、ジュウトくんが決戦の時間に二時間も遅刻しているにも関わらず 律儀に待ってあげてる相手の人は意外といい奴なんじゃないかと思ったりw
- 香くんは、女の子であると明かされた後でもまったく女の子に見えませんでしたw
【ミッドナイト・ジーン】
- この作品の題材は合気道ということで、 渋川老の画像が頭から終始離れませんでした(笑) しかしこの作品、主人公くんが火星人だという設定は必要あったのだろうか? 単なる非力な人でも良かった気がする。
【ツートーン】
- この放送、リスナーには何が起こってるのが全然伝わらないんじゃなかろーか…。
【マジョ・カゾ】
- どっかで見たことのある絵だと思ったら、なるほど、 巻末コメントで麻生先生のアシやってたっていうのを見てピンと来ました。 真面目に描いた麻生先生のキャラの絵に確かに似てるわww
- 性格の相反する双子が、それぞれ努力して結果を出そうとしてる姿勢は好感が持てたし それの行き着く先がどうなるのか興味があったんですが、 「別の曲を同時に歌いながらもそれらがハーモニーを奏でている」というのが 具体的にどういうことなのか誌面を読んでいるだけではほとんど伝わらず、 一番の見せ場が一番の疑問点となってしまっているのがとても残念でした。 それ以外の点では、キャラなりストーリーなりは及第点だったんですがねえ。うーん。
【保健室番外編】
- 今回、NEXT!の感想を書くにあたって 最も感想を書きたかった、最も面白かった作品がこの『マジョ・カゾ』です! とにかくもう、キャラがみんな活き活きしていて読んでてすごく楽しかった!
- 登場キャラは、家族全員「魔女」の山田家が中心となっています (男がいるのに「魔女」ってのも変なハナシですが)。 主人公・空太(70)。公立高校2年生。 属性・空のスカイウォーカー(空中飛行能力者)。直情径行おバカ型。 次女の花見姉ぇいわく「魔法以外 何の取り柄もねーモヤシ野郎」。 末っ子なので、山田家ヒエラルキーの中では当然のごとく一番の下っ端。 学校のクラスで浮いてることと空を飛べる(物を飛ばせる)ことがかかっていてうまいと思いますw 母・千衣(666)。専業主婦。 属性・闇のデモンサマナー。 見た目は一番幼いが家族の中で権力・魔力ともに一番強い山田家の母。 江戸っ子気質で家訓を大事にし、厳しくも優しい教育を行う。末っ子の空太にはちょっと甘い…かもしれない。 ロリ母ちゃん最高です! 長女・雫(428)。市役所勤めの公務員。 属性・水のウォーターガンナー。 いつもニコニコ笑顔でいるが怒らせると千衣母ちゃんよりも恐いらしい。 おっとりしていながらも意外と毒のある発言をするのでSっ気があると思われる。 次女・花見(119)。女子高3年生。 属性・火のファイヤスターター。 スケ番をやっているがはいてるぱんつは猫にゃんプリント(笑) 空太とのケンカは日常茶飯事だが、歳が近いこともあってけっこう気にかけてはいるらしい(?)。 ちなみに喫煙しますが、とっくのとうに成人してますので問題ないですw 他にもヒロインとかいろいろいるんですが、この家族のやりとりが楽しいので それだけでもお腹いっぱいになってしまうくらい面白かったです。
- ストーリーとしては、家族の秘密を知ってしまったクラスメイトのヒロインを 空太がトラブルから助けるっつーありがちなものなので省きますw どちらかというと、ストーリーよりはキャラの掛け合いを楽しむ作品だと思います。 これはぜひともWJで連載し、アニメ化すらしてほしいですね。 連載してくれるならSQでも構わん! というわけで、あらすじには触れていませんが 今回のNEXT!で一番面白かった『マジョ・カゾ』のキャラ紹介でした! キャラ紹介だけでも楽しげな雰囲気は伝わったかと思うので 気になった人は読んでみてちょうだいな。
【黒バス番外編】
- 安田の妄想によるみのりちゃんの水着姿にごちそうさまでした!あざーっす!
【メタメタ番外編】
- さつきちゃんはセクシー系よりもカワイイ系のほうが似合ってると思うんだ〜。
【疾駆番外編】
- メタメタの世界観を活かし、なおかつ エッチさとギャグを組み合わせながらも1ページ内に収める…という難題を 見事にクリアするクオリティの高い番外編でした。 正直、今までの本編のどの回よりもこの番外編が一番面白かったよ! まあ、それでも保健室やいぬまるには及ばないわけですが…。
【いぬまる番外編】
- メタメタに対して、あまりにもクオリティが低い…。 何がやりたいのかすら分からん。
【バクマン作家座談会】
- ごめんね、たまこ先生! 他の作品の番外編を見るためにはたまこ先生のイラストをバッサリ切るほか無かったんだ!ごめんね!
【古着屋ヘブン】
- これ、以前にもあったけどさ、誰得なのこの企画…。 文章はこれ全部ガモウ先生が考えてるのかな?
【箱根RUN!】
- 絵がうまい割に女の子がかわいくねーなー(笑) ストーリー自体は、性格のいいネウロって感じがしました。
【超能力者 斉木楠雄のサイ難】
- ダーツのやつでもちらっと書いたけど、 相手役の人たちが「悪役」というだけで、もうスポーツものとして読む気が削られました(ちゃんと読んだけどさ)。 相手方の主将がそれなりにスポーツマンっぽかったのが唯一の救いかな? 何回も繰り返すのもアレだからさらっと言うけど、 スポーツものの相手役を悪役にすんなッ!って話ですね。 競技なんだから、それまで磨いてきた技術vs技術、もしくは 絶対に負けられないという想いvs想いを描けばいいと思うわけですよ。 それなのに、相手役の人に 「お前は生まれた瞬間から箱根を走る権利を失ってるんだよォ!」とか 北斗の拳のモヒカンみたいな下衆なセリフを言わせる必要はあるのか? …ということを、僕は増刊のたびに書いてる気がします…(´・ω・`)
- あと、ちょっとよく分からなかったんだけど 相手の主将はどうして素人の主人公くんに草レースを挑んできたの? しかも勝負の途中で「オレの相手はお前ではない」とか言い出すし…。何が、したかったんだ…。
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- タイトル、サイの字が出ませんでした(笑)
- 麻生先生も何回も連載を経験してるだけあって、 今回の読切はギャグとしてかなりクオリティが高かったです。 「実際のところ、超能力を得たらどうなるの?」という疑問をうまく描いていて 超能力者である斉木くんの苦悩に納得が行くと同時にすごく笑えましたw これは連載してもいいんじゃないかな? ロッテのフィッツのあのソングは確かに頭に残るんだよな〜(笑)